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0.3ミリの粒 [ロウ付け]

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朝、3時に目覚めてしまいました。画像をアップロードします。

ゴールドネックレスのCカンが開いてしまわないように、引き輪側もプレート側もロウ付けで閉じることになっています。

Cカンの内径は約1.5ミリ、線径は0.5ミリです。
ダブル喜平のネックレスは繊細なので、先端のふたコマ分をCカンに引っ掛けてあります。

極小にカットした10金ロウでロウ付けすることにします。
ロウは板状や線状にしたものを、小さいキンカン鋏やあるいは大きい金切り鋏で細くこまかくカットします。

Cカンの口をピンセット2本を使ってしっかり閉じて、フラックスを付け、極小ロウを接合面上に置いて、トーチの炎を当てます。

実際は、素早くしないと引き輪に熱がまわってきて、中のバネがなまってしまい使い物にならなくなりますので、10秒以内などと悠長なことを言わず、数秒で作業を済ませます。
炎はCカンの上部3分の1くらいの部分だけに当てます。間違っても引き輪に当ててはなりません。

今回は、ロウが溶けたところで一度炎を外し、熱いスープを冷ますように唇を細めて素早く息を吹きかけ温度を下げ、撮影しました。

ノギスで測るとロウは0.3ミリの球になっていました。
ノギスに挟んでいる画像は小さ過ぎてロウが見えませんね。

このあとロウ付けを済ませ撮影、軽くバフを当てて撮影、まだ洗浄していない状態で撮影しています。
プレート側もロウ付けしました。

タグ:極小 Cカン
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