ダイヤモンド周りを [石留]
4か所に丸い爪を作って基本的な石留をして、さらに頑丈に止まるようにダイヤモンドの周りを伏せこみます。
ダイヤモンドが直径4ミリほどですので、丸い爪は直径0.5ミリくらい、ダイヤモンド周りのベコベコくぼんだ所は0.5ミリほどダイヤモンドから離れた位置です。
現時点ではきれいに見えることを主眼にしていなくて、ダイヤモンドがしっかりと石留できることを目的にしています。
これがどうなっていくのでしょうね…。
再石留め [メンテナンス]
ルビーリングを [ジュエリー]
アジャストカンを [ロウ付け]
シリコーンスライド金具 [修理]
スライド金具の中のシリコーンゴムがすり減ったのか、途中で止まらなくなったので直して、とのご相談です。
その時の不具合の状態によって、ドーナツ状のシリコーンゴムを詰め替える、液状シリコーンゴムを詰め込んで固めてから穴をあける、パーツごと全部交換する、などの方法が考えられますが…。
残念ながら最適な大きさのドーナツシリコーンのみは手に入りませんでした。
そして、液状シリコーンは長らく使っていませんでしたので、消費期限切れで固化しませんでした。
で、たまたまホワイトゴールドの同じ大きさのパーツが手元にありましたので、それと交換して取り付けました。
画像はチェーンから外したところがちょうど撮れていませんので、なんだかよく分からない説明になってしまいました。
純金リング 画像ありません [ジュエリー]
今日は純金のリングをロウ付けしましたが、写真は撮ることができませんでした。よくあることなのですが…。
極楽リングと呼んだりもする下部が抱き合わせになってサイズがフリーになっているタイプの指輪を、固定サイズにしました。
純金に炎を当てると柔らかくクニャクニャになって、そのままでは実用的ではなくなりますが、なんらかの方法でカチカチに硬化させます。
純金を叩いたり伸ばしたり擦ったり、そのリングの状態に合わせて様子を見ながらきれいになるように作業します。
今日は時間がなくて焦って作業しましたが、点数をつけると合格点でした。
極楽リングと呼んだりもする下部が抱き合わせになってサイズがフリーになっているタイプの指輪を、固定サイズにしました。
純金に炎を当てると柔らかくクニャクニャになって、そのままでは実用的ではなくなりますが、なんらかの方法でカチカチに硬化させます。
純金を叩いたり伸ばしたり擦ったり、そのリングの状態に合わせて様子を見ながらきれいになるように作業します。
今日は時間がなくて焦って作業しましたが、点数をつけると合格点でした。
まだ時間かかってます [デザイン]
線先が球 [ロウ付け]
ちょっとピントが甘いですが、2ミリも位置が違うとこうなってしまうものでそこは勘弁していただいて。
Cカンの先が丸い球になっています。
これは0.5ミリ程度の細い線の先が、熱の逃げ場がなくて高温になってしまい、溶けてしまったものです。
ゴールド製品の本体が大きい場合は、そちらはなかなか温度が上がらず、先に小さいCカンのほうが高温になってしまいます。
ですから普通の作業では本体にのみ先に炎を当てるのですが、このケースでは大きい本体の厚さが0.2ミリ弱のパイプの集まりなので、よほど注意しないと本体も溶けてしまいます。
で、全体を均一に炎で炙っていて、結局、どこにも熱の逃げる場所が無いCカン先が溶けてしまったという訳です。
初めから同じ工程をやり直しです。
注意深く作業します。
トーチでのロウ付け作業とは、そういうものなんです。
ブルー石 [加工]
プラチナペン先 [リフォーム]
Cカンのロウ付け [修理]
鍛造リング [制作]
0.3ミリの粒 [ロウ付け]
朝、3時に目覚めてしまいました。画像をアップロードします。
ゴールドネックレスのCカンが開いてしまわないように、引き輪側もプレート側もロウ付けで閉じることになっています。
Cカンの内径は約1.5ミリ、線径は0.5ミリです。
ダブル喜平のネックレスは繊細なので、先端のふたコマ分をCカンに引っ掛けてあります。
極小にカットした10金ロウでロウ付けすることにします。
ロウは板状や線状にしたものを、小さいキンカン鋏やあるいは大きい金切り鋏で細くこまかくカットします。
Cカンの口をピンセット2本を使ってしっかり閉じて、フラックスを付け、極小ロウを接合面上に置いて、トーチの炎を当てます。
実際は、素早くしないと引き輪に熱がまわってきて、中のバネがなまってしまい使い物にならなくなりますので、10秒以内などと悠長なことを言わず、数秒で作業を済ませます。
炎はCカンの上部3分の1くらいの部分だけに当てます。間違っても引き輪に当ててはなりません。
今回は、ロウが溶けたところで一度炎を外し、熱いスープを冷ますように唇を細めて素早く息を吹きかけ温度を下げ、撮影しました。
ノギスで測るとロウは0.3ミリの球になっていました。
ノギスに挟んでいる画像は小さ過ぎてロウが見えませんね。
このあとロウ付けを済ませ撮影、軽くバフを当てて撮影、まだ洗浄していない状態で撮影しています。
プレート側もロウ付けしました。
ネックレス切れました [ロウ付け]
K10ホワイトゴールドのネックレスが切れちゃったので直して、ってことでロウ付け修理です。
チェーンの幅が0.65ミリ位で各コマの厚さが0.1ミリくらいですから、かなり繊細です。
K10ですから融点も低く、薄いのですぐに温度が上がって、ロウ付けはよほど注意して行わないとネックレス本体がドロドロに溶けて泣くことになります。
泣いても元に戻らないので、失敗しないように真剣に慎重にきれいに作業します。
ピンク色に印しをした中間の位置が切れた部分ですので、そこに0.3ミリくらいの大きさのロウを置いて、細心の注意を払って炎を当てます。
上手にロウ付けできれば、酸洗いをして、磨いて、ロジウムメッキをして、洗浄して、乾燥させて、出来上がりです。
チェーンの幅が0.65ミリ位で各コマの厚さが0.1ミリくらいですから、かなり繊細です。
K10ですから融点も低く、薄いのですぐに温度が上がって、ロウ付けはよほど注意して行わないとネックレス本体がドロドロに溶けて泣くことになります。
泣いても元に戻らないので、失敗しないように真剣に慎重にきれいに作業します。
ピンク色に印しをした中間の位置が切れた部分ですので、そこに0.3ミリくらいの大きさのロウを置いて、細心の注意を払って炎を当てます。
上手にロウ付けできれば、酸洗いをして、磨いて、ロジウムメッキをして、洗浄して、乾燥させて、出来上がりです。
面積の半分は純金 [メンテナンス]
南洋真珠 サイズ大きく [サイズ直し]
プラチナサイズ直し工程 9枚 [サイズ直し]
アンバーピアス [修理]
完成したチタンデザインリング [フルオーダー]
自然なウェーブのチタンリングをオーダーくださいました。
内側に誕生石が入ってきれいにできあがり、本日受け取りにご来店くださいました。
気に入っていただけたご様子で嬉しかったです。
タグ:誕生石 チタンデザインリング
ゴールドネックレス 3本に [リフォーム]
サンゴのペンダントに [リフォーム]
K9リング [サイズ直し]
K9指輪のサイズ直しをしました。
お預かりした時はきれいに見えていますが、とりあえずいつもの段取りを踏みます。
リングの腕下部を火で炙ると、合金の銅成分などが酸化して黒く変色しますから以前のサイズ直し個所が分かります。
この状態で観察すると、昔作業した技術者のポリシーやテクニックが推測できます。
ロウ目が3本あります。
以前に3ゲージほど大きくしてあって、0.2ミリほど余分地金が挟んであります。
一度サイズ直ししてみると少し小さいサイズだったので、0.2ミリ分だけ大きくしたのかもしれません。
指輪厚さが1ミリほどしかないので、金づちで叩き伸ばさないことは誠実な作業です。
側面に小さな穴が2個あります。たぶんロウ付け時の巣です。今は20倍以上に拡大していますのではっきり見えていますが、肉眼で見ても小さすぎて気付けません。
K9には9金ロウを使います。14金ロウや18金ロウを使うとロウの融点が高いために本体が確実に溶けてしまいます。
初歩的な要注意ポイントです。
主にロウだけをなだらかにヤスり、指輪本体はできるだけ触らず加工します。それが誠意と思います。
斜めに油目ヤスリを当てて、キサゲを当てて、ロウ目が出ないように注意深くバフを当てて、洗浄して、完成です。
お預かりした時はきれいに見えていますが、とりあえずいつもの段取りを踏みます。
リングの腕下部を火で炙ると、合金の銅成分などが酸化して黒く変色しますから以前のサイズ直し個所が分かります。
この状態で観察すると、昔作業した技術者のポリシーやテクニックが推測できます。
ロウ目が3本あります。
以前に3ゲージほど大きくしてあって、0.2ミリほど余分地金が挟んであります。
一度サイズ直ししてみると少し小さいサイズだったので、0.2ミリ分だけ大きくしたのかもしれません。
指輪厚さが1ミリほどしかないので、金づちで叩き伸ばさないことは誠実な作業です。
側面に小さな穴が2個あります。たぶんロウ付け時の巣です。今は20倍以上に拡大していますのではっきり見えていますが、肉眼で見ても小さすぎて気付けません。
K9には9金ロウを使います。14金ロウや18金ロウを使うとロウの融点が高いために本体が確実に溶けてしまいます。
初歩的な要注意ポイントです。
主にロウだけをなだらかにヤスり、指輪本体はできるだけ触らず加工します。それが誠意と思います。
斜めに油目ヤスリを当てて、キサゲを当てて、ロウ目が出ないように注意深くバフを当てて、洗浄して、完成です。