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渋いロウで [サイズ直し]

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ロウ目を出さないように融点の一番高いロウでプラチナダイヤモンドリングをくっつけました。

おおむね厚さが1.5ミリ以上で幅3ミリ以上の腕になってくるとしっかりしていますので、K18でも高融点ロウで作業しても本体が溶ける心配が少ないので安心です。

今はまったくないですが、25歳でジュエリー制作を始めた頃は、回ってきた1000度の熱で指先を焦がしたり、熱くて投げ捨てた指輪で床に丸い焦げ跡を作ったり、K18イエローゴールドの指輪本体をロウ付け作業で溶かしてしまったり、いろいろと懐かしい思い出となっております。

昔と比べると今は素材価格が数倍になっていますので、この頃は幅2ミリ前後厚さ1ミリ前後のWGリングが多くなっているようで、高融点ロウを置いた時はロウ付け温度を上げ過ぎないように注意しないと本体が溶けやすくなっています。経験の浅いかたは要注意ですね。

細いホワイトゴールド製品主流の最近の状態は、材料費を数分の一に抑えてバランスをとっているんですね。





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