プラチナの爪を作ろうと [加工]
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プラチナ地金をセラミックルツボで熔融させて素材を作ります。
プロパンガスなどに空気を吹き込んでもゴールドが融ける程度にしか昇温できませんが、酸素ガスを混ぜると2000度位まで温度が上がります。
真っ赤な状態から室温にまで冷えたプラチナ塊を、角材に加工して、一辺が1ミリくらいの角棒に作ります。
( )型のパーツを作成するときは、2本の角棒を用意してから片方ずつアールを付けるよりも、先に直径9ミリ程度の円形を作り、そこから( )型を切り出したほうが正確にきれいに作ることができます。
あとはプラチナ高温ロウでていねいにロウ付けして、ダイヤモンドが嵌め込めるように制作を進めていきます。
プラチナ地金をセラミックルツボで熔融させて素材を作ります。
プロパンガスなどに空気を吹き込んでもゴールドが融ける程度にしか昇温できませんが、酸素ガスを混ぜると2000度位まで温度が上がります。
真っ赤な状態から室温にまで冷えたプラチナ塊を、角材に加工して、一辺が1ミリくらいの角棒に作ります。
( )型のパーツを作成するときは、2本の角棒を用意してから片方ずつアールを付けるよりも、先に直径9ミリ程度の円形を作り、そこから( )型を切り出したほうが正確にきれいに作ることができます。
あとはプラチナ高温ロウでていねいにロウ付けして、ダイヤモンドが嵌め込めるように制作を進めていきます。
クリスマスの贈り物 [ジュエリー]
サイズ合わせの時 [加工]
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プラチナの厚さが2ミリ近くで幅が6ミリほどのリング。
地金を挟んでサイズを調整し、ロウ付けするあたりの画像です。
ノコ刃で腕をカットしてリングを開くと、厚さのある指輪ほど隙間が扇形になります。
普通はヤスリでプラチナ地金を削って擦り合わせをしますが、この場合は、気がつくと0.1ミリ以上の隙間が開いていました。左側の画像です。
隙間をなくして具合が良くなるように加工します。
方法はいくつかあるのですが、普段はほとんど行わないやり方で加工しましたので、参考になればと紹介します。
金鎚で追加地金全体を叩いて隙間を狭めると指輪サイズ自体が大きくなってしまいますし、地金をヤスって擦り合わせすると反対に指輪サイズが小さくなってしまいます。
現在はちょうど良い指輪サイズになっていますので、サイズに変化無く、隙間を密着させる方法です。
真ん中の画像では、0.4ミリ位の細い先の平タガネでプラチナ地金を叩き、4時の方向へ地金をはみ出させています。
ポイントは、細いタガネで端に近いところを叩く、というところです。
この後丁寧に隙間を無くするようにさらにタガネで加工して、きれいにできればロウ付け。
右端の画像です。
そして、余分なプラチナだけを削って、ヘラで指輪に照り出し加工をして、さらに磨き仕上げ工程に進んで完成させます。
プラチナの厚さが2ミリ近くで幅が6ミリほどのリング。
地金を挟んでサイズを調整し、ロウ付けするあたりの画像です。
ノコ刃で腕をカットしてリングを開くと、厚さのある指輪ほど隙間が扇形になります。
普通はヤスリでプラチナ地金を削って擦り合わせをしますが、この場合は、気がつくと0.1ミリ以上の隙間が開いていました。左側の画像です。
隙間をなくして具合が良くなるように加工します。
方法はいくつかあるのですが、普段はほとんど行わないやり方で加工しましたので、参考になればと紹介します。
金鎚で追加地金全体を叩いて隙間を狭めると指輪サイズ自体が大きくなってしまいますし、地金をヤスって擦り合わせすると反対に指輪サイズが小さくなってしまいます。
現在はちょうど良い指輪サイズになっていますので、サイズに変化無く、隙間を密着させる方法です。
真ん中の画像では、0.4ミリ位の細い先の平タガネでプラチナ地金を叩き、4時の方向へ地金をはみ出させています。
ポイントは、細いタガネで端に近いところを叩く、というところです。
この後丁寧に隙間を無くするようにさらにタガネで加工して、きれいにできればロウ付け。
右端の画像です。
そして、余分なプラチナだけを削って、ヘラで指輪に照り出し加工をして、さらに磨き仕上げ工程に進んで完成させます。