K18イエローゴールド [メンテナンス]
イエローゴールドリングの色も、制作したメーカーや国によって微妙に違いがあります。
K18や750という表示は、純金が75パーセント含まれています、という意味ですので、その他25パーセントの金属成分はさまざまに配合することができ、そのため色が変化してきます。
基本的には、銀と銅を5:5とか6:4とか4:6とかの比率に混ぜて全部を熔解しますが、標準的なあたりを意識的に外し 10:0や0:10に配合して、グリーンゴールドとかレッドゴールドとか呼称するものもあります。
また、鋳造品は鍛造品と違い、湯流れを良くするためや脱酸目的のために微量に別種金属を添加しますので、色や硬さが微妙に違っています。
上の写真は色の差を強調するために白い紙で周りを覆って撮影しました。実際は鏡面仕上げされて表面が光っている指輪ですので、ほとんど色の違いは分かりません。
下の写真はゴールドメッキが施されたあとの写真で、きれいに輝いています。
お化粧と同じですね。