三段重ねのペンダント枠になりました [フルオーダー]
パビリオンが深いので、標準的なバランスの枠ではキュレットが2ミリあまり飛び出て肌をチクチク刺します。
3ミリ近く下部を厚くしてペンダント枠を形作りました。
三段になって丈夫さが増しました。
昨日はこの宝石をイエロークォーツと書いてしまいましたが、正しくはレモンクォーツです。
まぁどちらでもいいんですけれど。
幅1.5ミリの丈夫なボールチェーンのプレート金具が通る丸カンをロウ付けしましたので、この後は全体をきれいに磨いて、ロジウム仕上げをして、それから石留めをします。
このようなタイプのペンダントトップは下を向いてしまうことが多いので、最もバランスの良いところに丸カンをロウ付けします。石留め前に前後左右の最良の一点を探すことは、けっこう時間のかかる作業です。