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とても硬いプラチナ指輪 [加工]

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鍛造プラチナリング
昨日アップロードした画像の続きです。

あの後の工程は、S字形に作ったプラチナ棒をふたつにカットして、切り口を2000度くらいに昇温して溶かし付けます。
ロウは使いませんので、ロウ付け、ではなく、とも付け、と言います。
共付けと書きますが、友付けと書く人もいます。

2週間ほど前に北海道の方がプラチナリングの相談メールをしてこられましたが、その時にこの画像があれば分かりやすかったですね。

本体同士を溶かし付けますので、切断面はありません。
上手にするには初級中級クラスの方には少しハードルの高い技ですが、きれいにできるとなかなか値打ちがありますよ。

これを金鎚で何度も硬く叩き締めながら目的の指輪サイズにします。

最後にはヘラでさらに地金を硬化させますので、私が手作りするプラチナリングは、普通のプラチナリングの2倍位の硬さがあります。
キャストや削り出しで作る一般的なプラチナリングよりもはるかに硬く、ハードプラチナのように丈夫に作っています。

継ぎ目が無く、日本刀のように叩き締めて造る数少ないリングです。
ワクワクしながら作業します。




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