ストーンカメオのパーツが付きました [ロウ付け]
あのあと、低温のロウを置いて枕をきれいにロウ付けできました。
こういったパーツをロウ付けする時は、高温ロウを使うと薄い本体やパーツが溶けてしまうという心配と、鈍ってしまうという心配もありますので、低いめの温度で溶けるロウを使うことが多いです。
また、元々使われている金ロウの融点が不明ですので、もし低融点のロウを元から使ってあった場合は、それより低い温度のロウを使わないと、高温のロウが溶ける前に枠の固定箇所がバラバラになってしまったりすることもあったりします。
これで、0.3×2.0ミリから、ほぼ1.0×2.0ミリくらいの広い面積でロウ付けできましたので、安心です。
あと、反対側の風車パーツが0.3ミリ幅の枠の縁にくっついたままで、いずれ折れて取れてしまうこれが心配ですので、予定外ですが補強修理することにします。
お預かりする時に、こちらも修理しますか?と質問していれば、Yes・No の返事をもらえていて、気を揉む必要も無かったのですが、やはりこのまま放置することは気になります。