ゴールド丸カンを [メンテナンス]
ジュエリーのお手入れ [メンテナンス]
本真珠イヤリングお手入れ [メンテナンス]
ホックがカンタン [メンテナンス]
ローズクォーツのネックレス [メンテナンス]
ワイヤー仕立てのローズクォーツネックレス。
クラスプを着けやすいものに交換します。
ワイヤーがまだ切れてしまっていないので、そのまま、まず超音波洗浄。
長く使っていたネックレスは、ビニールコーティングが硬くなりひび割れて、ワイヤーは汗で黒く錆びています。
穴の中にこびりついていた汚れや汗が落ちてきれいになりました。
この画像は真水で超音波洗浄しているところです。
洗浄液を完全に除去するために水を新しくして2回超音波すすぎをしています。
誰もがそういう風にしているかどうかはしりませんが、汚れ落としの超音波洗浄と、その後に洗浄液落としの超音波洗浄を必ずします。そのあと普通の水洗いをします。
乾燥してしまった洗浄液がネックレスの穴の中に残っていたりすると、汗でふやけて首周りに流れてくるかもしれません。それは気持ち悪いですよね。
人への気配りはあまり上手でなくても、ジュエリーに気配りすることは得意なんです。
マザーパールブローチ [メンテナンス]
ずーっと昔、ブランドもののブローチが壊れて修理に持ち込まれたことがあります。
見ると、接着剤が劣化して金具が外れただけ。
接着剤をしっかり付けて、固定できたものを納品しました。
お客様の一言。
接着剤がはみ出てるのね。
接着面積を広くしようと思いましたのできれいにはみ出させました。
それで終わったことでしたが、帰られる後ろ姿から、接着剤が見えない状態にしてもらって、どのように固定されているかが分からないようにして欲しかった、という心の声が聞こえたような気がしました。
見映え最重視ということでした。
それ以来、接着剤ワークにはかなり気を使っています。
固定接着、充填接着、化粧接着、と、いつも3回接着剤をつけます。
瞬間接着剤を一滴1秒で付けて終わり、というわけではなく、品物のクリーニングをまず済ませてから三段階の接着作業に入りますので、いつもかなり時間がかかります。
基本は接着剤が縁から見えないことですが、必要な場合ははみ出させています。
接着ワークの最終仕上げには気を配っています。
このブローチは隙間の無いように見えるマザーパールの接着がポイントです。
ぶどうモチーフのブローチ [メンテナンス]
パールネックレス寸法お直し [メンテナンス]
チタンバングルできました [メンテナンス]
クンツァイトが綺麗です [メンテナンス]
ずっと昔にお求めいただいていたクンツァイトのルースを、何年か前にペンダントトップに制作加工させていただきました。
今日、胸元に着けてご来店くださいましたのでメンテナンスいたしました。
洗浄しただけなのですが、化粧品、油脂、汗、埃などが取れて、輝きが増しました。
喜んでいただけました。
こんなにきれいになるのですから、着物や洋服と同じように、着ける度ごとに、または毎日お使いのジュエリーは数日ごとにクリーニングされることをお勧めします。
研磨するのではなく、クリーニングです。
車で言うと、コンパウンドで磨くのではなく、洗車です。
仕事柄、身につけておられるジュエリーに目がいくのですが、10人のうち9人位のジュエリーが汚れています。
宝石が曇っていたり細部に垢が詰まっていたり…。
マリッジリングの小傷は結婚生活の歴史でもあり誇らしいものですが、宝石の付いたジュエリーやファッションジュエリーは毎日きれいに輝いていたほうがいいです。
そのほうが気分がいいと思われませんか?
タイガーアイのブレスレット [メンテナンス]
久しぶりに触れる我が子のよう [メンテナンス]
アクセサリーペンダントトップ [メンテナンス]
ブドウの葉の帯留め 出来ました [メンテナンス]
起きてしまった爪ひとつ [メンテナンス]
本真珠 オールノットのお仕立て直し [メンテナンス]
80センチの長さのパールネックレスをオールノットでお仕立て直しいたしました。
糸が古くなってきていたり緩んできているようですと心配です。
新しい糸でひと珠ずつ順番にしっかりと糸を結んで、きれいに出来上がりますと安心です。
普通の糸替えの品の何倍もの時間と根気とテクニックが必要ですが、きれいにお直しすることが可能ですので、いつでもお気軽にどうぞ。
タグ:オールノット
赤くなった金を元の色に [メンテナンス]
オニキス ダイヤモンドのピアス 微調整 [メンテナンス]
ネックレスお仕立て直しできました [メンテナンス]
真珠や珊瑚や水晶やオパールなど、いろいろな宝石の糸やワイヤーやシリコンゴムなどを新しくして、ネックレスやブレスレットに組み直すことができます。
金具もプラチナやホワイトゴールドやイエローゴールドやシルバーなど、お好みとご予算でデザインや大きさを選んでいただけます。
標準的な金具は、本体素材がシルバーで、表面の色をロジウムかゴールドでメッキして黒く変色しないように加工してあります。
今回は、デザインおまかせでご注文くださいましたので、色と大きさのバランスの良い金具をご用意して素敵にお仕立て直ししました。数日から一週間程度のお預かりできれいになります。
ネックレスとブレスレットの金具が同じ種類ですので、ふたつをつないでロングネックレスとしてもお使いいただけます。
金色が赤くなった理由 [メンテナンス]
光沢仕上げをするとはっきりと現れてきました。
判りやすいように茶色っぽい机のところで撮影しました。
白くなっているところがスです。
金色が赤黒く変色してしまった原因はこの巣です。
金メッキの下の銀成分や銅成分などが汗や排気ガスなどで錆びて、目には見えなかった微小な巣の穴から表面に姿を現したのです。
このままではいくら分厚く純金メッキをしても、しばらくすると以前と同じようにまた錆が浮いてきて変色しますので、それを防御するためにこの部分にできるだけのことをします。
つまり、巣を潰します。
地金のキメを細かくして、スの穴をふさぎます。
今から車に乗りますので、続きは次回アップロードします。
タグ:巣
指に伝わる感触で穴を開けます [メンテナンス]
心棒がねじ切れていますので、破断面の中心に小さなガイド穴を開けて、そこからドリルで深く大きく心棒地金だけを削り取るように穴を広げていきます。
どうせ接着剤で塞いで見えないんだから、と横にもうひとつ穴を開けてはいけません。
真珠が可哀そうです。
真珠を傷つける穴は最小限にしましょう。
心棒の直径は1ミリと予想しましたので、初めは0.6ミリのドリルで0.5ミリの深さとか、0.8ミリの深さとか、心棒の入っている方向を探りながら穴を深くしていきます。
角度が0.5度でも違えば失敗です。
慣れれば地金の削れる感触で穴の方向が分かりますので、はっきりと奥が認識できたら、あとは真珠を削らないで真っ直ぐに地金だけを削って、0.7ミリ、0.8ミリ、0.9ミリとドリルを太くして、穴も2ミリ、3ミリ、4ミリ、5ミリと深くしていきます。
0.9ミリの穴を開けると、真珠との隙間に残った地金は0.05ミリの厚さです。
それはピンセットで挟んで掻き出し掃除します。
再びきれいに穴を開けることができましたので、ダメージゼロで真珠が元通りになりました。
よかったよかった。