段階を踏んでバンドを加工 [時計]
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
拡大してよく見ると、金具に穴をあけてあって丸線2本と板1枚がロウ付けしてある様子がわかります。
不用意に炎を当てて昇温すると、ロウが溶けてハシゴ形の金具がバラバラになったりします。
完全にバラバラになってくれるとそのあとの加工が助かるのですが、元々あちこちにロウが付いていますので、長方形が台形などに変形して固まっていたりします。
そうなるとそのあとの加工作業が大変ですので、ここは要注意です。
カシメてある軸を抜いて、メッシュのバンドにロウ付けしてあるパイプを外して作業を進めます。
ホワイトゴールドで矩形を [時計]
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
時計バンドの寸法足しをする時は、まず地金を用意します。
ホワイトゴールドを金鎚で叩いたりローラーで伸ばしたりして目的の寸法に形づくります。
この画像の段階ではまだ寸法が足りず厚さだけが余っていますので、ここからもっと長く広く形を変えていきます。
バンド幅より少し幅広に地金を作って、伸ばす寸法にノコ刃の厚さを足した長さにして、板の厚さは2ミリちょうどにします。
