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パールのピアスが完成しました [リフォーム]

WGグレーパールのピアスが出来ました。
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作業は、接着するだけ、と思われるでしょうが、実際はもう少し他のこともいたします。

初めは、イヤリングの金具から真珠を傷つけないようにきれいに外す作業。
次は、真珠の穴の中に残っている接着をきれいに取り去る作業。
それに並行して、穴の外側周囲に固着している接着を真珠に傷をつけないように取り去る作業。
それから、真珠のクリーニング。

ピアスポストよりも穴が大き過ぎる場合は、まず穴を接着剤で完全に埋めてしまう作業をします。
しっかり固まったら、ポストがちょうど入る直径の穴を垂直に開けます。

それから、ポストの接着。
先に真珠の穴の奥に接着剤を詰め込んでおくことが重要です。
たっぷり接着剤をつけてもポストの皿から真珠のほうへ接着剤があまりはみ出さないようにすることも見栄えとして大切です。

ポストと穴の直径がギリギリの時は、接着剤が隙間をふさいで閉鎖空間に空気を押し込んでしまって、圧縮された空気がポストを押し出してきて、なかなかきれいに接着できないこともあります。
そんな場合は、固まるまで指で押さえ続けているか、あるいは粘着テープを押さえる方向に貼り付けるか、などの方法を採って対処します。

無事固まれば、検品。

きれいに接着出来ていれば合格で、納品出来ます。



イヤリングから真珠を外す時に、ごくまれに芯棒が折れて真珠の中に残ってしまうことがあります。
根元が細くなっていたり、すでに何度かねじられて弱くなっていたり。
こんな時は芯棒を抜く作業をすることになります。
これは取れにくいんです。
予定外に一番大変な作業が増えますので、簡単にいかないことも多いです。



このピアスは順調にきれいに出来ました。
よかった。



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ハートのフチにダイヤモンド [石留]

ハート側面にダイヤモンドが入りました。
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爪の大きさはだいたい0.2ミリあまりでしょうか…。

でも、ダイヤモンドが外れることはありません。
しっかりと埋めこんでいます。


地金を加工している人でないと意味が分からないかもしれませんが、下部に流れている金ロウは、K18本体地金のようには粘りがありませんので、爪にはなりにくいですね。
あくまで本体を補強するということを含めて、デザイン上の安定感安心感をプラスするというメリットがあるので追加ロウ付けしているんですね。
爪は本体地金で作っています。


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三色ダイヤモンドリング [加工]

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少し曲がっていた腕を丸くして、大きく加工してから磨きました。

バネ性のある素材で出来たフリーサイズタイプ指輪は、ぴったりサイズに作っておくと使いやすいですね。

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