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チタンペンダントに誕生石を [フルオーダー]

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チタンに干支を手彫りしてアメジストを入れるオリジナルペンダントの注文を頂いてから、2回目のお誕生日が巡ってまいりました。

満2歳になられたので、今年も誕生石がひとつ入ります。
健やかに大きく育たれることを願って、順番に宝石が増えていきます。


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ダイヤモンドが入りました [石留]

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ダイヤモンドの爪を作るところまで出来ました。

ひと段落しましたので、撤収します。

楽しい作業でした。


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ダイヤモンドを埋めこむ準備を [石留]

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ホワイトゴールド帯留枠の斜面にダイヤモンドを彫り留めします。

金属用ドリルで貫通穴を開けて、次にダイヤモンドの直径とほぼ同じで貫通しない穴を開けます。
100分の1ミリでも小さい穴だとダイヤモンドが入りませんので、ダイヤモンドの直径よりも100分の1ミリでも大きくなるように穴を開けます。

穴の周囲にバリが出ていますが、これはドリル刃で地金が蹴られるとバリが出るものだということが分かるように、バリ掃除をしない段階で写真を撮っています。

右の写真は、ダイヤモンドを留めるための爪になる地金を残してタガネで彫り始めたところです。
タガネは毛彫りタガネを使います。


実際は、用途に合わせていろいろなタガネを使います。
洋彫りタガネと和彫りタガネの形の違いも使い方の違いも区別をしていなくて、必要なところに必要なことをしてジュエリーを作ります。

30年くらい前に仕事として必要に迫られて始めた石留ですが、技術や道具を教えてくれる者が誰もいなかったので、師匠も修行も無く、自分流で始めました。

工具は工具屋さんから既製品が手に入りますので、使い方だけを言葉で教えてもらって、技法は必要な時に必要なことを編み出しました。

それでも足りない道具やテクニックがたくさんありましたが、不足する工具や手順が自分の手の中にはないことを認識して身につけることを切望すると、不思議なことに翌日には勝手に自分の中に欲しい技術がありました。

どこか上のほうから降りてきたり、目の前に自然と現れたり、それは今から思うと不思議な経験でしたが、当時はそれを普通のことと思っていました。


…昔を思い出してこんなことを書いていると、画像処理と合わせて1時間くらいが過ぎていました。石留め作業に戻ります。


気持ちがノッている時は、時間は関係無く、疲れるまで、あるいは飽きるまで、あるいは完成するまで、作業します。


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