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ルビーペンダントトップ 出来ました [石留]

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ネジ部分を組み立ててから、ヤニにつけて固定します。

ヤニは、鍋で溶かした松脂に固さ調節の地の粉を混ぜ、煤を少し入れて色を付けてあります。
使うときは、バーナーの炎で炙って柔らかくして品物を押し込んで固定します。

ルビーの伏せ込み留めは、まず石座の天地左右を叩いて宝石を歪まないように固定し、次に8角形にしてから周りを叩いてきれいに丸くしていきます。

やり直しはまずできませんので、片側ばかりを先に叩いてしまうと宝石が傾いてしまってダメですので気をつけましょう。

石留めが完了すると、宝石には直接炎を当てないようにしながらヤニを柔らかくして、ペンダントトップが曲がらないようにゆっくりと外します。

品物についたヤニは、このあと溶剤で溶かし去ります。
K18イエローゴールドにもダイヤモンドにもルビーにも溶剤は影響しません。
昔はシンナーが使えましたが、今はペイント薄め液を使ったりそれ以外のものを使います。

ヤニが溶け落ちると超音波洗浄をして細部の固形物を取り去り、タガネ跡をヤスリできれいにして、この後磨き仕上げをして、完成です。




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線爪でダイヤモンドを [石留]

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ダイヤモンドが石留めできたところです。

注意点は、テーブル面が傾かないように均等に力を加える、ということです。

軽く磨いて、次はルビーを中心にはめ込みます。




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ルビーペンダントに [石留]

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K18イエローゴールドのペンダント枠にダイヤモンドとルビーを石留めするご依頼をいただきました。

ダイヤモンドを追加して、丸線の爪を倒して左右2個ずつを固定していきます。

ルビーはタガネで周りの地金を叩いて伏せ込み留めにします。





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今年もチタンに宝石を追加します [石留]

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ハンドメイドのオリジナルデザインチタンペンダント。
宝石を追加するご依頼をいただきました。

バチカンも丸カンもハートも花も、すべてをひとかたまりのチタン地金から彫り出した素晴らしいペンダントトップです。自分で言ってしまったことに躊躇してしまったりもしますが、作者としましても本当に気に入っているんです。

ご家族の誕生石を毎年増やしていって、ブルートパーズ、ダイヤモンドに続いて今年はムーンストーン。
右上から2番目の位置に石留めします。

来年はアクアマリン。再来年はルビーです。

(9歳アクアマリンの追加はこちらです)

硬いチタンに宝石を石留めするときに制作者が注意することは、力を加えすぎたりタガネを石に当ててしまったりして宝石を割らないこと。
エメラルドやオパールをチタン地金の爪で押さえ込むときは、特に細心の注意が必要です。



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ピンクトルマリンのリングになりました [石留]

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ピンクトルマリンがK18イエローゴールドリングの中にきれいに収まりました。

指に触れるギリギリの位置にキュレットが来て、爪はクラウン側のピッタリの長さになっています。

全体をきれいに磨いてピカピカのジュエリーにいたしました。




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1カラットダイヤペンダント完成 [石留]

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ダイヤモンドを載せ替えて爪を倒して石留が終わると、細かいヤスリで爪の頭の形を整えます。

ダイヤモンドの向きに注意することや爪の大きさや形をどうするかと云う点を考慮する必要がありますが、今回はとりあえずこれが最良ということで撮影しました。
爪をロウ付け修理した時の画像を撮れていませんが、加工途中に自分で短時間に撮影しますので、写真が抜けている工程があったりもします。

ヤスリのあとはヘラでプラチナ地金を硬化させて、最後は布バフで全体に最大限の光沢を出して、完成です。



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ダイヤリングをペンダントに [石留]

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1カラットアップのダイヤモンドをリングからペンダントに載せ替えるご依頼です。

ダイヤモンド枠の寸法はほぼ同じですが、ペンダント枠の爪の頭がすでに小さくなってしまっていたり、爪が曲がっている箇所がありますので、ちょっと大変です。

リングからダイヤモンドを外してペンダントに石留めしました。

爪の頭が潰れたり傷ついたり曲がったりしていますので、笹葉形の極細ヤスリを爪の側面や上面に軽く当てて形を整えます。
爪の頭自体が1ミリほどしかありませんので、力を入れてはいけません。削り過ぎになります。
このような場合は、刃が丸くなってしまってほとんど削れなくなったヤスリを使います。






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アクアマリンをトルマリンに [石留]

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K18イエローゴールドのリングに入ったアクアマリンをピンクトルマリンと交換するご依頼です。

短径はちょうど同じですが、長径がちょっと長いです。
ブルーを外してピンクを乗せると、トルマリンのパビリオン部分と石枠の間にかなりの隙間が空きます。

石枠を縦長の楕円形に形を変えてみました。
初めよりはかなりいい感じになってきましたが、4本の爪がまだ短いです。
もっと石を沈めて相対的に爪を長くするか、それが無理ならこれから長い地金を用意して4本とも作り変えになります。

もう少し擦り合わせに努めます。



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石留め後の画像 [石留]

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ルビーの爪を倒して最終仕上げを済ませたペンダントトップの画像です。

昼の画像は、石座とルビーの下部の擦り合わせが終わった時のものです。
まだ爪がほぼ垂直に立ったままですね。

石と地金を密着させるにはかなりテクニックが要りますが、慎重に作業すれば宝石を割らずに傷つけずにきれいに石留めすることができます。



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ルビーを枠の中に [石留]

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ルビーが肉厚でガードル部分より下が長いので、なかなかうまく石座に収まってくれません。

ドップに付けて持ちやすくしました。
これでもう少し擦り合わせを続けます。


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サファイアが入りました。 [石留]

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五回めの誕生日を迎えられましたので、バースデーストーンのブルーサファイアを追加しました。

ピンクサファイアと交互に毎年ひとつずつ増えています。

チタンでフルオーダーされたオリジナルペンダントトップです。


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ダイヤモンドの北斗七星 [石留]

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お預かりしたダイヤモンドをルーペで眺めてカットのきれいなものばかりを選んでみたり、大きさが3種類あるので、これをどこに入れようかと決めてみたり、北斗七星のバランスはこれで良いかとあれこれと場所を試してみたり、穴の位置と大きさと深さをイメージしてからドリルで手加減で掘って、爪の大きさはこれで良いかとか、爪の数はこれで良いかとか、線の太さはこれで良いかとか、いろいろ思いを巡らせながらダイヤモンドを石留めして、これで良いことにしました。
今夜はこれで一旦休憩。

朝がくると研磨工程に入ります。





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浮いた感じのダイヤリング [石留]

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サイズを大きくするから大丈夫、と思っていたら、小さくするほうでした。
勘違い。

サイズ直しすると、きっちりダイヤモンドが動きましたので、しっかりと石留めしました。
動かなくなりました。

ごくごく稀に、思い違いしていることがあるんですね。
もう大丈夫。
気をつけます。




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ヤニ付けして彫り留め [石留]

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1ミリほどの石を並べて留めてます。

今夜は撤収しました。

また昼間に続きをします。


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チタンにダイヤモンド [石留]

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チタンペンダントの縁にダイヤモンドを彫り込みました。

あとは、仕上げ磨きをして完成です。


タグ:彫り込み
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お誕生記念のチタンペンダントにアメジスト [石留]

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満二歳になられたので、誕生石をひとつ増やすご注文を頂きました。

昨年、純チタンに干支を手彫りして、アメジストを1個入れていました。
今年は、一番左の位置に入れて、来年は一番右の位置に入れる予定です。

お預かりしてからずいぶん日数が過ぎてしまいましたので、完成しました、のお電話をしましたがご不在でした。
留守電に、出来ました、の旨のメッセージを残そうとピー音を待っているところで店のドアが開いて、お二人お客様が入って来られました。

いらっしゃいませー、でピー音が鳴り、電話を切ってしまいましたが、留守電を再生されると、いらっしゃいませー、だけが録音されている状態のままになっていることに気がつきました。
どうしましょう…。



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オパールの擦り合わせと爪倒し [石留]

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右左とも隙間が無いように擦り合わせが出来て、右側の大きいのは真っすぐに立っていた爪を倒し終えたところの画像です。

拡大してみるとオパールの片側下部に色の違う部分があり、写真の光線具合も加味されて余計に茶色く見えています。
これは何かといいますと、別の鉱物が混じったほぼオパール成分の箇所です。
肉眼で見てもほとんど気づけませんが、これがあるということは天然宝石の証拠といえます。

すでに爪の形が作ってありますので、石留めはピンセット1本で行いました。
普通は石留めヤットコを使ったりしますが、今回は必要ありません。
ピンセットの背中部分だけで爪を倒します。

オパールは衝撃に弱いですので、ヤットコが直接石に触れたりタガネが当たったりしますと、ほぼ違いなく石が欠けます。
ですので、注意深くゴールドの爪を倒します。
爪は根元から倒し始めて、最後に先のほうを倒すようにします。
天地左右とも、地金がオパールに密着して、セーターやストッキングの生地が引っかからなければOKです。

あとは爪の形を整えて、リング全体をきれいに磨いて、洗浄して完成です。

超音波洗浄をする場合は、宝石部分は液に浸けないで、肩部分より下部だけにすればヒビが入る心配はなく大丈夫です。
手が滑って指輪を液中に落とし込むと怖いですけれど。そこは注意深く。

また、水洗い後の乾燥は、熱いドライヤーの風を当てるとオパールにヒビが入るかもしれません。
オパールは他の宝石に比べると含水率が高いです。
急ぐ時でも無理をしないで、タオルで一応の水分を吸い取って、あとは自然乾燥したほうが安全です。





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ホワイトオパール 外しました [石留]

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ホワイトオパールと石座の間に隙間があるので、天地左右の爪を起こして石を外します。

ダイヤモンドの立爪指輪の場合は宙に浮いた状態の石留め方法ですが、こういうタイプの石枠の場合は隙間があると石の動きが大きくなって、近い将来宝石が落ちてしまいます。

外してビックリ、ふたつのことが分かりました。

(つづく)


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彫り留めビフォーアフター [石留]

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1ミリあまりの下穴を開けたあとの続きです。

爪になる地金を残して、それ以外のところをタガネで取り去ります。

左の画像は、一応爪になる地金が残せたので、ダイヤモンドをはめ込んでテーブル面の高さを確認しているところです。
まだ石留め作業をしていませんので、斜め以上に傾けるとダイヤモンドが外れてしまう状態です。

右の画像は、爪を倒してダイヤモンドの石留め作業を済ませ、それぞれの爪の頭を丸く作っているところです。

このあと、照り返し部分をきれいに掃除して、もう一度爪の形を整えてから隙間を磨きます。


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翡翠はしっかり留まりました [石留]

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爪を倒してヒスイに密着させました。
もう宝石は動きません。

このあとは、爪の形をすんなりした形に削って整えます。

石や地金の他の部分にヤスリが触れてはなりませんので、ヤスリは繰り返し2ミリほどだけ動かして作業していきます。


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ヒスイを石留めします [石留]

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中石の翡翠を石留めする段階に入りました。

ダブルカボションカットですので、石の座りを良くするために中石座を斜めにヤスリがけします。

4本の爪の位置は、横方向にヒスイが動かないようなピッタリの位置にすでに調整しています。

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ダイヤモンドが入りました [石留]

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ダイヤモンドの爪を作るところまで出来ました。

ひと段落しましたので、撤収します。

楽しい作業でした。


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ダイヤモンドを埋めこむ準備を [石留]

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ホワイトゴールド帯留枠の斜面にダイヤモンドを彫り留めします。

金属用ドリルで貫通穴を開けて、次にダイヤモンドの直径とほぼ同じで貫通しない穴を開けます。
100分の1ミリでも小さい穴だとダイヤモンドが入りませんので、ダイヤモンドの直径よりも100分の1ミリでも大きくなるように穴を開けます。

穴の周囲にバリが出ていますが、これはドリル刃で地金が蹴られるとバリが出るものだということが分かるように、バリ掃除をしない段階で写真を撮っています。

右の写真は、ダイヤモンドを留めるための爪になる地金を残してタガネで彫り始めたところです。
タガネは毛彫りタガネを使います。


実際は、用途に合わせていろいろなタガネを使います。
洋彫りタガネと和彫りタガネの形の違いも使い方の違いも区別をしていなくて、必要なところに必要なことをしてジュエリーを作ります。

30年くらい前に仕事として必要に迫られて始めた石留ですが、技術や道具を教えてくれる者が誰もいなかったので、師匠も修行も無く、自分流で始めました。

工具は工具屋さんから既製品が手に入りますので、使い方だけを言葉で教えてもらって、技法は必要な時に必要なことを編み出しました。

それでも足りない道具やテクニックがたくさんありましたが、不足する工具や手順が自分の手の中にはないことを認識して身につけることを切望すると、不思議なことに翌日には勝手に自分の中に欲しい技術がありました。

どこか上のほうから降りてきたり、目の前に自然と現れたり、それは今から思うと不思議な経験でしたが、当時はそれを普通のことと思っていました。


…昔を思い出してこんなことを書いていると、画像処理と合わせて1時間くらいが過ぎていました。石留め作業に戻ります。


気持ちがノッている時は、時間は関係無く、疲れるまで、あるいは飽きるまで、あるいは完成するまで、作業します。


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ハートのフチにダイヤモンド [石留]

ハート側面にダイヤモンドが入りました。
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爪の大きさはだいたい0.2ミリあまりでしょうか…。

でも、ダイヤモンドが外れることはありません。
しっかりと埋めこんでいます。


地金を加工している人でないと意味が分からないかもしれませんが、下部に流れている金ロウは、K18本体地金のようには粘りがありませんので、爪にはなりにくいですね。
あくまで本体を補強するということを含めて、デザイン上の安定感安心感をプラスするというメリットがあるので追加ロウ付けしているんですね。
爪は本体地金で作っています。


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ダイヤモンド彫り留めに入ります [石留]

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下部K18地金のロウ付け作業も無事終わって、ドリル穴も開けました。

ヤニ付け作業も出来ましたので、黒いヤニが固まったらバリ取りをしてからダイヤモンドの石留め作業に入ります。

ダイヤモンドは直径1ミリですので、爪の大きさをどれくらいにするのがいいでしょうか…?

悩みつつ、バランスをみながら加工していきます。


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ルビーとダイヤモンドの彫り留め [石留]

なかなかいいパーツが出来た。
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あとはきれいに磨きましょう。


宝石を留める時に今使っているタガネは、25年くらい前に自分で手作りしたものがほとんどで、最近新しく追加して作ったタガネは数えられる本数です。

長持ちするものですね。
手に馴染んで、もう離せません。


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レモンイエローのクォーツペンダントが完成しました [石留]

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裏にもう一重の座をくっつけたことはいくつかのメリットがありました。

いい具合に絶妙なバランスになったということと、石留め時にヤニ付けしなくても枠が歪まないということと、使用時に頑丈になっているということです。

丸カンの位置決めを悩まなくても、偶然ちょうど真ん中の位置がバランスの中心に出来ていました。
ラッキーでした。

地金が太いので、ホワイトゴールドの線爪を曲げる時に、ダイヤモンドのようには硬くない宝石が欠ける心配もありましたが、そこは上手くクリア出来ました。

デメリットは、古くからのお得意様なので追加分の地金代金を請求できないことと、追加の加工代金を請求できないことです。
ぜひこのブログを読んでくださり、気を利かせていただけることをお祈り申し上げます。
いや、あの方はインターネットはしてないだろうな…。たぶんしていないと思う。いや、絶対していない。

今回は勝手に予定外の追加加工をしましたので、サービスさせていただきます。

20日頃のご来店予定でしたが、完成がぎりぎり間に合って良かったです。
お待ちしています。



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動く貴金属 [石留]

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これは何かといいますと、
宝石が抜けたあとの穴です。

直径1ミリあまり。
エメラルドが割れて失くなり、こんな状態です。

爪が空洞の上に4つ、そのまま残ってオーバーハング。

宝石の石留めは、
地金が曲がったり潰れたり動いたりするから可能なのです。
貴金属の延展性を最大限に利用します。


タグ:延展性 動く
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ポイントは全体密着 [石留]

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石留された宝石が動く原因の多くは、石留されているように見えても爪を上から被せているだけ、という場合が挙げられます。
頭部を押さえつけても腰は自由に動ける、みたいな感じです。

乗用車のシートベルトで例えると、胸や肩はしっかりと固定されているのに、腰部はベルトがゆるんでいる、というイメージです。
ですから、シートに深く腰掛けて密着し、腰部を先に動かないように固定し、最後に胸や肩を横や上から押さえこむ。そんな石留手順で宝石は動けなくなります。


実際のジュエリーのデザインはさまざまですので、何かに爪が引っかかって起きてしまっていたり、何かと擦れて爪が無くなっていたり、何かに押されて石座が曲がっていたり、踏みつけられて全体が歪んでいたり、個々のジュエリーによって原因は色々ですので状態を見て適切に対処します。

生き物と宝石の違いはありますが、たいていは歯科医や外科医とほぼ同じようなことをジュエリーに対して行います。



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グリーンの宝石を [石留]

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指が隠れるくらい大きなヒスイが動くので動かないようにして欲しいというご依頼です。

石座の天地部分が華奢なうえに左右はダイヤモンドで高さや位置を固定されているので、石と座のすり合わせに難がありました。

一旦石を外して爪の位置を内側へずらし、枠をリフォームするご相談ではないので4か所の爪が宝石の外周に触れるように直してから、再石留しました。

気持ちとしては、天地部分に隙間が空いてしまう状態になるよりも石座を作り変えることを欲していましたが、ご予算もあり、注文なので、石留動きを止めることのみを選択するしかありませんでした。

爪部分のプラチナをヒスイに密着させて完成しました。
納品済みです。

タグ:石留 密着
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