純金球の素材確保 [制作]
ネックレスの間に挟む純金のボールを作るご依頼をいただきました。
これで中まで純金の詰まったずっしりとした球を2個作ります。
完成までの時間を2週間いただきました。
今夜は石留めと仕上げ三昧。
もう体力がなくなりました。
エネルギー補充のために寝ます。
起きたら、もう一日同じことの繰り返し。
プラチナとダイヤモンド [制作]
透かしをつくりました [制作]
細いところを補強 [制作]
並行進行制作 [制作]
あれこれ部品を作ったり、設計図の詳細を検討したり、材料を追加したり、手順を再確認して段取りを進めたり、基本的には0.05ミリの精度で考えます。
たいていは4〜5つの案件を同時進行していますので、準備することや素材がごちゃ混ぜにならないように気をつけます。
なん年か前のある時期は、一人で20件ほどのフルオーダーマリッジリング創作を同時進行せざるを得ない時があって、相談受付、デザイン考案、デザイン描画、メール返信、制作、撮影、発送、などが交錯していたことがありました。
その頃はいくら頑張ってもメール返信出来るのが一か月後になってしまったりして大変でした。
最近は、初回は当日か翌日に返信して、次からは数日から一週間のペースでやり取りを繰り返しています。
お客様にご迷惑をおかけしませんので、大丈夫です(^-^)/
今はデザインの描画が一応出来たので、スキャンして、メール添付、送信。
夕方から夜にかけてはプラチナジュエリーの制作の続きです。
手作りペア指輪の初期段階 [制作]
0.3ミリのミルグレイン [制作]
下準備の金線を加工 [制作]
K18ゴールドの赤いピアス [制作]
鎚目模様のチタンマリッジリング [制作]
もうひとつのバチカン [制作]
こちらは雫形に作りましたのでシズク環とでも申しましょうか…。
ドリルで穴を開けていた方です。
5.5×8ミリの寸法にしました。
そのほうがバランスがいいんです。
太いチェーンを通すことも出来ます。
時間をみて、磨き仕上げやダイヤモンドのセッティングをします。
タグ:雫
ドリルと糸ノコで [制作]
板地金を切り抜こうとする時は、先にドリルで貫通穴を開けます。
ボール盤や電動糸鋸を使うわけではなく、手作業ですべてを行いますので、よく狙って板の面に直角に穴を開けて直角に切り抜くことが大切です。
板地金が薄い時は、予定の図案の0.2ミリくらい外側を、厚い場合は0.8ミリくらい外側を糸ノコで切り抜きます。
板が厚い場合は、少しの角度の違いで裏側が図案に食い込むくらいに切り込んでしまうことがありますので、予定ラインよりも余分の幅を多くとります。
腕に自信のあるかたは0.2ミリ外を狙って切っていっても大丈夫。
そのほうが後のヤスリ作業が楽です。
この画像の場合は、0.8ミリほど外側を切り抜いた後、糸ノコでノコ刃を上下させてヤスリ替わりに使いました。
そのほうがヤスリで削るよりもはかどります。
2000度近くで溶かしつけ [制作]
板地金とタガネでつくりました [制作]
指輪を作った時の粉 [制作]
これは何かといいますと、指輪を制作した時に出た地金の粉です。
左はこの前に指輪を2本作った時の、右は先日1本作った時のです。
量の比較が出来るようにと10円玉と並べましたが、粉山の高さが分かりにくいので、あまり参考にならなかったでしょうか…。
作る品物のデザインによって、出る粉の量はまちまちなんですね。
どんな工具でどのような技術で作るかによっても違ってきます。
各工程のどの段階で写真に残すかによっても違ってきますけれど。
また、集塵機に吸い込まれてしまう分は写りませんし。
これが鋳造で量産すると、1本あたりの粉の量はもっと少なくなります。
板地金を鍛造するとほとんど粉にはなりません。
プラチナで作る時は棒や角線に加工しやすいですので、出来るだけ粉にしないように努めますし。
ろくろを回して削れば螺旋状の切り屑となって残ります。
まぁ、このような量の粉が出ることもある、という参考になれば…、ということで。
ダイヤモンドを入れる下準備 [制作]
ラインが入った時のチタンリング [制作]
帯留金具を作る工程 [制作]
予定の寸法に作っていきます。
ホワイトゴールド線の片方を直角にヤスってから、ヤットコで小判形に曲げていきます。
ヤットコは、大きめの平らなものの片側を自分で丸い形に削ったものを使うと、作業がはかどります。
ピッタリサイズの小判形ができれば糸ノコでカットして、もうひとつ同じ形に作ります。
何かのパーツなどを手作りする時は、自己負担分の材料費がかさみますが、地金を余分に準備して加工作業をすると、手で持つ部分の長さにも余裕があって作業しやすいです。
2個同じ形に作ることができたら、口の開いている部分をロウ付けして、全体をヤスリ掛けし、さらにキサゲでヤスリ目を削り去ります。
これも指輪と同じように内甲丸形に作ってあげると、帯への当たり具合が柔らかくなって布地に負担がかかりません。ちょっとした大切な気配りです。
このあとは、研磨して光沢を出します。
ホワイトゴールド線の片方を直角にヤスってから、ヤットコで小判形に曲げていきます。
ヤットコは、大きめの平らなものの片側を自分で丸い形に削ったものを使うと、作業がはかどります。
ピッタリサイズの小判形ができれば糸ノコでカットして、もうひとつ同じ形に作ります。
何かのパーツなどを手作りする時は、自己負担分の材料費がかさみますが、地金を余分に準備して加工作業をすると、手で持つ部分の長さにも余裕があって作業しやすいです。
2個同じ形に作ることができたら、口の開いている部分をロウ付けして、全体をヤスリ掛けし、さらにキサゲでヤスリ目を削り去ります。
これも指輪と同じように内甲丸形に作ってあげると、帯への当たり具合が柔らかくなって布地に負担がかかりません。ちょっとした大切な気配りです。
このあとは、研磨して光沢を出します。