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パラジウム溶かしました [制作]

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制作中の具象パーツを一体化させるために、高温ロウではなくパラジウムを使用しています。
パラジウムは1555度で溶けますので、本体のプラチナが溶ける前に溶接できます。

実際は、本体が溶け崩れないように温度を微妙に調節しながら、プラチナ本体の一部も溶かしてパラジウムとの合金をハイテクニックを駆使して品物の上でつくります。

全体の性質が均一になるようにします。

肉眼では眩しくてなにも見えないですが、面白いですよ。



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プラチナの花 [制作]

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ワックスがプラチナになりました。
たいていの場合は地金を直接加工して花を作りますが、今回はハードワックスを加工しています。

薄いめの花びらをつくるときは、板地金を柔らかい状態のヤニに貼り付けてタガネで彫金技法を使って作ることもあります。
場合によっては、薄いめの板地金に花を下画きして、それを糸ノコで切り抜いて作るときもあります。

また、厚いめの花びらをつくるときは、金鎚で地金の塊を叩きながら形と厚さを調節して一枚一枚の花びらを作って、ロウ付けの技法で花びらを寄せてひとつの花に作っていくこともあります。

作り方はいろいろあって、今回はキャストで花ができています。

キャスティングでの加工方法は、品物に巣ができないように気をつけたり、品物が湯切れしないように厚さに気をつけたりしておこないます。
溶けた金属が流れていく湯道は、太さや長さや角度や位置や形や本数に気をつけて最適な状態を選び、品物の大きさや本数や厚さによって鋳型の温度や湯の温度に気をつけながら、ガスの発生しない流れやすい地金を作ってより良い製品になるように励みます。

このプラチナの花は、このあと、ヤスリ工程とタガネ工程と磨き工程を経て完成に近づいていきます。



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トライアングル真珠イヤリング [制作]

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お客様の淡水真珠ネックレスの長さを調節した時に、余った真珠にルビーを追加してホワイトゴールドでシンプルに三角形を形づくり、イヤリングにしました。

久しぶりにお持ちくださいましたので、一枚撮らせていただいていました。


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ブルーワックスで花 [制作]

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同じ形の花を大量に作る時は、銀原型を作ってゴム型を取り、キャッチワックスで複数の花を抜いてキャストする方法が効率がいいです。
今では、3Dプリンターで形を作って、金属にキャスト制作することも可能になりました。

ソフトワックスで一枚一枚小さな花びらパーツをたくさん作ってから、4枚とか5枚とかを溶かし付けて花を作っていく方法もあります。

同じように、直接金属で花びらパーツを作ってからロウ付けで花にまとめる方法もあります。

ここでは、ハードワックスで花を同じような形に手彫りしています。
持ちやすいように片側はブロックの部分を最後まで残します。
金属になった後はタガネの彫金技法を併用して制作します。


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G 出来ました [制作]

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『 G 』のペンダントトップがきれいに完成しました。

ご依頼主に連絡も済みましたのでひと安心です。



そういえば、きょうは小惑星の「2011 UW-158」が、地球から割と近くの240万km離れた辺りを通過するらしいです。
直径といいますか、この彗星の大きさは500メートルくらいの寸法で、核に質量1億トンくらいのプラチナが存在しているらしいです。
純度がどれくらいかは分からないはずですが、580兆円くらいの値打ちがあるらしいです。
カナリア諸島の天文台から彗星の通過の様子がインターネットで生中継されているらしいです。

らしい、ばかりになりましたが、そのプラチナで1枚1キログラムのカレー皿をつくると、いったい何枚作れるでしょうか?…
とても一生の間に全部を手作り出来ないなと気が遠くなりました。

そんな注文こないけど…(^^)


5枚までならOKですヨ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
その時は、打ち出しで彗星形のオブジェを横に創ります*\(^o^)/*


…気がついてみると、999番目の記事だそうです。

つぎで1000の記事になるらしいです。

まだまだ続きそうです…(^^;;





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ペンダントの隙間に [制作]

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1.5ミリの隙間に唐草模様のプラチナをはめ込んで、ひとつひとつロウ付けしていきます。

ロウの大きさは0.2ミリ角くらいです。
大きすぎると、溶けたロウがたっぷり流れて模様が分からなくなります。
ジュエリー制作の成長は細かさに慣れていく過程の継続ですので、ここは大事なところです。

まだ途中ですが、唐草模様は0.5ミリのプラチナ丸線をローラーに通して0.2ミリ位にして制作しています。



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鍛造チタン デザインリング [制作]

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並行して作っていたチタンデザインリングが制作の終盤になってきました。

きれいな照りが出ましたので、あとはお預りしているダイヤモンドをセッティングして、内側に文字を刻印して、最終仕上げを施せば完成です。



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チタンマリッジバングル [制作]


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チタンで創っているバングルの途中画像です。

今はもっと制作加工が進んでいますが、指輪の約2倍の厚さと8倍前後の幅やはるかに長い円周が、完成までの道のりを遠いものにしています。

これは、いつもの、鍛造工程が終わったあとのチタン画像です。
クライアント様の手首の寸法に合ったようにすでに形作ってあります。
チタンはとても硬いですので、手作りでここまでたどり着くのもなかなか日数がかかります。

きれいに出来上がりますので、もう少しお時間をくださいね。



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丸線に加工 [制作]


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ピンクゴールドとホワイトゴールドのそれぞれの地金をローラーで四角い線に作り、それを金鎚で叩いて八角形にして、さらに叩いて丸線に近くします。ついでに片側を菜箸のように細く作ります。

金鎚で叩いて細くした方を線引き板の穴に通して、オイルを塗って引き抜きます。
0.05ミリずつ細く順番に引き抜いていって、目的の直径の丸線を作ります。

オリジナルのプレートに使いますので、大きめの可愛い丸カンを作ります。




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ホワイトゴールド その後 [制作]

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この前のホワイトゴールド、棒状のものを丸くして、必要な直径でカットして、あとは指輪サイズをぴったりに合わせてロウ付けします。

その後、リングの内側と側面と表面にヤスリを当てて、必要な厚さに形などを整えます。
そして、たいていは磨いて鏡面仕上げにします。


プラチナや純金はロウ付け跡のない溶着加工を行うことも多いです。



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白色金 溶かしました [制作]


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ホワイトゴールド地金を溶かして長い形に固めました。

金鎚で叩き伸ばして、ローラーを通して、目的の寸法にしていきます。

こうして見ると、プラチナもホワイトゴールドも色が似通っていますので、画像からでは判別がつかないですね。

でも、性質や値段は全然違うんです。

これもリングを制作します。




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ハートとマーキースの [制作]


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すでにすべてが完了したのですが、枠が完成する直前の時の画像です。

ゴールドパーツとプラチナパーツの繋ぎ目部分が動くように作って、このあと全体をきれいに磨いて、ハート形の石と葉っぱ形の石をしっかりと固定して、爪の周辺を仕上げて完成へと進んでいきます。

制作の途中では、爪はかなり長く作っていますね。



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工程の2割まで [制作]


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宝石の形に合わせて地金取りをしていきます。

4カラットあまりの石ですので2センチほどになっています。

両端はヤスリ掛けしますので、少し長いめにカットしてあります。

真っ直ぐなプラチナ棒は、真ん中に縦にV形の溝を作りました。






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プラチナでペンダントを [制作]

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Pt900地金を叩いたりローラーをかけたり引き抜いたりして、昼あいだに角棒や板や丸線を作って準備しました。

これでペンダントトップを作ります。

ロウ付け、ヤスリ、研磨、石留めの技術を使っていきます。



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square Americantype pierce [制作]


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たくさんのモノトーンのスクエアパーツやカラフルなラウンドパーツが付いたロングのネックレスから2ピースを外して、アメリカンタイプのフックピアスをつくるご依頼をいただきました。

金具はチタン製で、先を丸める加工をしていますので、着けやすいです。




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黄金色の南洋真珠が [制作]

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できました。

と、急いで撮影してアップロードしましたが、ボタン金具が安全ピンに交換できていませんでした。

それができて、ようやく完成です。

丸カンをロウ付けして、磨いて、ゴールデンの南洋真珠を接着すればよい、というフルオーダーとも言えるご注文品のご紹介でした。



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チタンリング鍛造完了 [制作]

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チタン素材の鍛造が済んで、側面を整えたところです。

サイズと幅はバッチリ予定通りです。

少し前、プラチナのヤスリ粉地金を分析してもらうと、チタンが入ってましたよ、と不思議がられました。普通のところではゴールドやプラチナやあるいはシルバーだけを扱うから、チタンが検出されることは珍しいのでしょうね。
若いその男性は、私がプラチナもチタンもどちらをもずっと昔から加工していることを知らなかったのですね。プラチナにほんのわずかにチタンの粉が混ざっていたようです。

今度、鎚のみで作るチタンリングを仕上げます。
お楽しみに。
私も、楽しみです。




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プラチナオリジナルデザインリング 途中 [制作]

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プラチナの角線を作ってからローラーで平板にして、葉っぱ形にロウ付け。まだ途中です。

ルビーとサファイアは5ミリ位の長さですので、ひとつずつ宝石に形を合わせてシャトンを作りました。

このあとヤスリで形を整えて、プラチナ丸線を作って、爪になる部分を1ミリほど飛び出させて、線と本体をロウ付けします。

まだもう少し時間がかかります。

今しばらくお待ちくださいませ。



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幅広純チタン指輪 [制作]

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とても幅の広いチタンのリングを鍛造制作中です。

叩くと更に硬くなりますが、叩き過ぎて限界を超えると割れます。

タイミングを計って破れる前に工程をストップして適度に火入れをします。

それが大事。







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先ほどのチタンマリッジリング [制作]

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鍛造工程も終わり、指輪のサイズと幅がほぼ予定通りになりました。

これは表面を平らに磨き始めた今の段階の画像です。

納期のことがありますので、いつもいくつかの品を並行してつくっています。




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ブローチ針の固定に [制作]

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風車の足元も無事固定できました。
華奢なイメージに枠が作られていますので、補強もゴツくならないように、それに合わせてしています。
酸洗いとバフ磨きも一旦済ませましたので、ゴールドが輝いてきました。

次は、針を取り付ける段階です。

枕側に、軸になるゴールド丸線を通してからかしめて固定しますので、まずは穴の周りを面取りします。
これは先にしておいたほうが、しっかり固定できて見栄えがきれいです。

直径0.9ミリの丸線の針の先をカメオ枠の幅に合わせてカットして、残りの丸線を軸に使います。

1センチ弱の長さになった丸線を枕の穴に通して、ニッパーでカットして、両端をヤスリで平らにします。
0.5ミリあまりの地金を枕から出したまま残して、これを叩いて丸くつぶして針を固定します。


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大きさ長さの微調節 [制作]

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ハワイのペンダントネックレス。
バチカンを少し小さくして、チェーンもほんの少し短くするご依頼をいただきました。

クジラの尻尾の先が釣針になっていて、ホヌと一緒にペンダントトップとして並んでいるデザインです。
しばらくお時間をくださいね。



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ルチルクオーツをペンダントに [制作]

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ずっと以前にお買い上げいただいていたルチルクオーツのルース。
K18イエローゴールドの金具を付けて、ペンダントトップとして完成しました。

穴が無かったので、今日の午後にドリルでぐりぐりと直径1.2ミリの貫通穴を開けて、半日かかって出来上がりました。

お手持ちチェーンでお楽しみいただけます。

気がついて穴あけ作業の途中から写真を撮りましたので、あとでアップロードしますね。




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ダイヤモンドの四つ葉のクローバー [制作]

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先日納品済みの、K18ダイヤモンドペンダントを制作している途中の画像です。
ペアシェイプカットダイヤモンドで四つ葉のクローバーを作っています。

本日からはチタンマリッジリングに集中しています。



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3ctダイヤモンドのリフォームは [制作]

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3カラットUPダイヤモンドペンダントとピアスのリフォーム加工は、手作りのプラチナリングが元になっていてそのままの形で使うご希望でしたので、糸ノコで切断分離するのではなくロウ目からパーツを外して分けました。

わずかに地金が不足しているところは追加加工しました。
外れてしまった中石爪は指なじみを平らにしてからロウ付けしました。
両肩のテーパーダイヤはレール爪に糸ノコで0.5ミリほどの深さにミゾを入れてから外しました。
レール爪は後から0.3ミリ厚のプラチナで加工しています。
ピアスは小さくしてからでは加工しにくいので、リングの腕は最後まで残していました。

くっつけたり削ったり磨いたり、きれいに石留めして、輝くように仕上げをして、完成しました。




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ミルグレイン [制作]

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あと3個打てばリング両サイドのミル打ちが完了します、という時に途中で撮影した画像です。

1ミリに3個並べれば一粒が0.3ミリくらいですし、2個半ならば0.4ミリの粒を並べていることになります。

円周が6センチとすると、0.3ミリの粒なら200個打ちます。
0.1ミリもズレると粒の三分の一ずれたことになりますので、注意深くミル打ちします。
手作業ですので神経を集中させた慎重な作業です。



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35号のリングも [制作]

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35号、21号、8号の制作中の指輪を内側へ重ねています。

左側は、8号前後の何本かが写っているリングゲージ。

指輪サイズが35号の方はさすがに少ないですので、こちらは見本品として途中までの制作です。

側面に図案を入れてセットリングにする場合、女性の指輪が男性指輪の内側に入るためには、おおむね10ゲージ以上の差が必要になります。




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ブルーサファイアチタン鎚目リング [制作]

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サファイアの入ったチタン鎚目リングです。

表面の形はラウンドの甲丸(こうまる)タイプのつや消し状で、側面などは光沢仕上げになっています。

着けやすく完成しました。




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あれこれいろいろしました [制作]

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今日はリングのサイズを合わせる工程をしました。

細長いテクスチャを作ったり…。



チタンと銅を加工することが増える8月になりそうです。
オリジナルは楽しい。
100を目指してやってみる。
10ほどしかまだ出てきていないですが。
そのうちにまた現れる。


今夜は北斗七星、作業します。



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光沢研磨できています [制作]

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磨いて光らせました。



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