やっととれた接着剤 [修理]
べっ甲の下作業 [修理]
べっこう腕時計 [修理]
金線を挟んで2か所で [ロウ付け]
ペンダントのチェーンの通る丸いカン部分はこんな感じで作りました。
方法としては、金具全体をつくり変える場合と、一部分を付け替える場合と、一部分の線地金を付け加えることが考えられます。
場所によって太さに差がありましたが、もともと0.4〜0.6ミリの丸い線で作ったようなパーツですので、0.6ミリの丸線を間にロウ付けしました。
K18イエローゴールド素材をK14ロウで溶かしつけています。
融点の低いK10ロウで作業したほうが本体の丸線までが解ける心配がなくてやりやすいのですが、色と素材が近いK14ロウを選び使いました。
このあとは、挟んだ線までを削ってしまったりして細くしないように、細心の注意を払ってロウだけをヤスり全体を均一に見えるようにし、再石留して、きれいに磨いて、完成させます。