パテックフィリップ 裏蓋開けました [時計]
K18のパテックフィリップ腕時計の裏蓋を開けると、ゴムパッキンではなく、白いビニール状のパッキンが貼りつけてありました。
これは触るとあとあと難しいことが起こりそうなので、裏蓋の研磨はしないほうが良さそうです。
40数年前の品なので、ガラス部分はアクリルのようです。
ギチギチに嵌っているので、最終的に全体に純金メッキを施すと、それも再はめ込みに苦労しそうです。
とりあえずガラスも外しました。
続くのは、K18バンドをカットする段階です。
ルビーペンダントトップに [リフォーム]
ヨーロッパの七宝 [リフォーム]
1970年代に作られたケルテックスパイラル模様のブローチですが、ペンダントトップとしても使えるように金具を取り付けるご相談をいただきました。
これは裏面です。
大きめのK18バチカンを用意していますが、その前に今の金具をきれいに取り外さなければなりません。
まずはお試しで、接着剤をそっと削ってみました。
削れます。
でも、七宝焼きですので、あまり力を入れすぎると割れますし、硬い工具でガラス面までをこすると本体が傷付きます。
途中で中止して、次は、鉄棒を赤く熱して金具に押し当て、伝わった数百度の熱で接着剤を焼こうとします。
一部分の接着剤が黒く焦げますが、このガラスの融点は高くなさそうですので全体に熱を回すことはためらわれて、やはりすぐにやめます。
100度くらいで接着力が弱るかどうかを試してみますと、OKでした。
いつものように初めからそうすれば手間はかかりませんでしたね。
本体にダメージ無く金具をきれいに外すことができましたので、安心して、これから他の作業に入ります。