すっきりチタンリング [制作]
かなりきれいになってきました。
このあたりからは一般のかたに見ていただいても喜んでもらえるのですが、ここまでにたどり着くまではガタガタの形なので、ほんとにこれでいいのができるの? と心配され、普通は見ていただかないほうが賢明なことが多いです。
今日はいろいろなことをしながら、これはこれで一旦ストップです。
デザインします。
サングラス [メンテナンス]
チタンリング [制作]
側面を整えました。
チタンの丸棒やパイプを回転機械工具で切削しますと、早く正確に真円形のリングが出来上がりますが、そこには鍛造工程がありません。
刃物でいうと、金属塊からグラインダで形を削り出した西洋のナイフと、鍛治師がしっかりと焼いて叩いてまた焼いてを繰り返した日本刀との違いです。
切削加工で短時間で作られる量産品はビジネスとして生産するなら美味しいんでしょうけれど、地金組織も違うので、そういう作り方は好みません。
手作業で地金の様子を確認しながら、何度もしっかりと叩いてチタン地金組織を緻密に練り上げることが楽しい工程です。
オリジナルの一点ものを大量生産品と同じような価格で提供することが喜びで創っています。