ロレックス きれいに出来上がりました [時計]
しっかりとロウ付け修理が出来て、時計全体がプラチナ族のロジウムに包まれて輝きました。
お客様に喜んでいただけました。
ずしりと重いホワイトゴールド製時計の竜頭を毎日手巻きして、愛しみながら長針と短針で時間を確認する…。
デジタルの時代ですので、そうできることはとても希少で贅沢な瞬間ですね。
パヴェセッティング宝石の指輪を… [制作]
最終的なデザインのお話しに訪れてくださり、ゴールドリングの端はダイヤモンドの入ったハートのチャームがつくことになり、ピンクのフラワーの向きはこちらに決まりました。
とても素敵なリングになります。きれいに完成させます。
プラチナエメラルド指輪のサイズ直しですが… [ジュエリー]
画像がうまく撮れていませんが、オールハンドメイドのエメラルドリングです。
プラチナパーツを手作りして、ロウ付けして、ヘラ仕上げして、石留め。
預り品ですが、本当に素晴らしい。
こんな品をつくることができるのは、極少数のハイレベルな職人技を持つ人だけになってしまいました。
プラチナパーツを手作りして、ロウ付けして、ヘラ仕上げして、石留め。
預り品ですが、本当に素晴らしい。
こんな品をつくることができるのは、極少数のハイレベルな職人技を持つ人だけになってしまいました。
力のかかるところは外れやすいですね [修理]
着物姿でお越しくださいました。
12年ぶり、と言ってくるりと向きを変えられると、まとめた髪の後ろについたストーンカメオの髪飾りが見えました。
覚えています。珍しい注文ほど燃えました。
一所懸命つくりました。懐かしいです。
K18イエローゴールドとドイツのストーンカメオで出来た髪飾りは健在で、今回は別の品の修理です。
シルバーでもプラチナでもありませんが、ハンダ付け箇所が壊れています。
表側にラインストーンが接着されていますので、熱を加えるわけにはいきません。
ワイヤーで縛ることと接着剤の併用で修理することにしました。
ハイジュエリーからアクセサリーまで、可能な品はたいていの場合は直してきました。
その品に合わせた新しいテクニックを編み出すことが楽しいのです。
すごく厚いゴールドリング 3ミリ [サイズ直し]
厚さが2ミリを超えるとサイズ直しが困難になってきます。
地金が硬くて曲がりにくくなるからです。
無理やり丸くしようとすると模様がつぶれます。
大きくできるんですか？
との質問に、
真珠を外してから指輪下部をカットしてゴールドの追加地金をはさんでロウ付けします、大丈夫です、
と応えましたので、きれいにサイズ直しいたします。
未知のものに遭遇するとなんだか楽しいんですよね。
オリジナルチタンマリッジリングのご注文 [フルオーダー]
プラチナのダイヤモンドエンゲージリングとセットで出来るように、上部をＵ字形にしてチタンでマリッジリングをつくるご注文をいただきました。
今日は積雪で交通機関がストップしてご来店までに大変な思いをされました。
きれいに完成しましたら、またご紹介させていただきます。
サファイアガラスがはまりませんでしたので… [時計]
数ミクロンのロジウムの厚さのために、サファイアガラスが入りません。
正確に作ってある良い品ほどこういうことが起こります。
ガラスの接する部分のロジウムを削り取りましたが、縁取りがいくぶんガタガタしているように見えます。
もう一度バフ磨きをやり直してきれいにして、部分的にロジウムメッキもやり直します。
でも、大丈夫、お値段は変わりません。ご安心ください。
そういう二度手間になることが分かっていましたので、裏蓋については意識的にはめ込む部分にメッキをしませんでした。
プラチナ仕上げ出来ました ロレックス [時計]
全体を研磨仕上げしていたホワイトゴールドのロレックス腕時計バンドとケースにロジウムメッキができて、きれいになりました。
あとはオーバーホールした機械をはめ込んで、時間の調整ができると裏蓋を閉じて完成です。
お待たせいたしました。
右から左から 撮影しました [ジュエリー]
小指の方向から見るとルビーが目について、左手に着けている自分からはエメラルドがよく見えます。
インパクトある斬新なデザインに出来上がったので良かったです。
テーパーダイヤは他のリングから外した石を全部使いました。
幅の違うダイヤモンドを縦に長く並べて石留めする作業はけっこう大変でしたが、20年近く使っていただいてもしっかりとゴールドに埋まっていますので、安心しています。
喜んでいただいて制作者としてとても嬉しいです。
左右均等なデザインではないので、表情豊かに楽しめます。
K18ゴールドセットリング [ジュエリー]
真ん中には真珠の指輪をセットして2本いっしょに指に着けます。
ボリュームがあってとても豪華になりました。
こちら側からはエメラルドが見えます。
真ん中のスペースに入るリングならばK18イエローゴールドでもどんなデザインのリングでも並べて一体化して楽しめるようになりました。
新婦の左手薬指に [マリッジ]
挙式時の指輪交換のお写真です。
新郎が新婦に…。
フルオーダーしてくださったオリジナルチタンマリッジリング。
仲の良い素敵なご夫婦です。
画像をくださりありがとうございました。
末永くお幸せに！
新郎が新婦に…。
フルオーダーしてくださったオリジナルチタンマリッジリング。
仲の良い素敵なご夫婦です。
画像をくださりありがとうございました。
末永くお幸せに！
久しぶりの超音波洗浄 [リフォーム]
20年近く前にデザインして創作したテーパーダイヤモンドを並べたジャケットリングです。
すごいボリュームのゴールドリングをはりきってつくりました。
もう一本の指輪とセットで使えるように工夫してつくった思い出の品です。
それから毎年のようにカスタムメイドジュエリーのオーダーをくださいます。
ダイヤモンドが少し曇ってきていましたので、超音波洗浄器に入れてきれいにしました。
また輝きが戻りました。
すごいボリュームのゴールドリングをはりきってつくりました。
もう一本の指輪とセットで使えるように工夫してつくった思い出の品です。
それから毎年のようにカスタムメイドジュエリーのオーダーをくださいます。
ダイヤモンドが少し曇ってきていましたので、超音波洗浄器に入れてきれいにしました。
また輝きが戻りました。
ピンクサファイアブローチを… [リフォーム]
たくさんのピンクサファイアとダイヤモンドがパヴェセッティングされたK18ブローチを、リングにリフォーム加工するお話しをいただきました。
また、きれいに出来上がりましたらご紹介させていただきます。
ふわっとシェルカメオ 納品できました [ジュエリー]
とても喜んでくださいました。
いつも想像してた以上の出来上がりにつくってもらえるから嬉しい、と絶讃の褒め言葉をいただき、いえ嬉しいですありがとうございます、と子供のように照れてしまいました。
明日のコンサートに着けていってくださるそうです。
まだ、胸がドキドキしています。
気を取り直して、次のオーダー品のことを考えます。
いつも想像してた以上の出来上がりにつくってもらえるから嬉しい、と絶讃の褒め言葉をいただき、いえ嬉しいですありがとうございます、と子供のように照れてしまいました。
明日のコンサートに着けていってくださるそうです。
まだ、胸がドキドキしています。
気を取り直して、次のオーダー品のことを考えます。
シェルカメオペンダント完成 [ジュエリー]
イタリアの手彫りシェルカメオをオリジナルペンダントとして使えるようにゴールドで枠加工しました。
シェルカメオとルビーとダイヤモンドはクライアントのお手持ち宝石です。
新たなデザインを10点ほど考案して、クライアントのオーダーとミックスして、ひとつの最終デザイン画が決まり、それから制作を始めました。
密着した面で固定してあるデザインではなく、カメオと枠は多くの点で接していますが、制作途中は枠の形を一定させることが難しかったです。自分でデザインした品ではありますが、ぐにゃぐにゃしてなかなか大変で、とても面白く作業出来ました。
素材はイエローゴールドが主体でホワイトゴールドがその半分、プラチナも部分的に使っています。
完成品はしっかりと丈夫に出来上がりました。
ルビーとダイヤモンドの彫り留め [石留]
なかなかいいパーツが出来た。
あとはきれいに磨きましょう。
宝石を留める時に今使っているタガネは、25年くらい前に自分で手作りしたものがほとんどで、最近新しく追加して作ったタガネは数えられる本数です。
長持ちするものですね。
手に馴染んで、もう離せません。
あとはきれいに磨きましょう。
宝石を留める時に今使っているタガネは、25年くらい前に自分で手作りしたものがほとんどで、最近新しく追加して作ったタガネは数えられる本数です。
長持ちするものですね。
手に馴染んで、もう離せません。
K18イエローゴールドの針金をつくります [制作]
K18地金を溶かして、角棒にして、ハンマーで叩いて、ローラーで延ばして、かなり細いところまで加工できたら、線引き板の穴を順番に通して0.05ミリずつ細くしていきます。
よく使う1.5ミリから0.5ミリくらいの丸線はこうして手作りします。
自分で加工が出来るようになるとどのような線径にも対応できて自由自在です。
プラチナもホワイトゴールドも同じようにしてつくります。
パーツをつくって石留めの準備 [制作]
ルビーの寸法に合わせてゴールドの板地金を作り、デザインの形に合わせ曲げて、宝石がピッタリに収まるようにきれいに並べて穴を開けました。
遅れすぎ。自分でそう思います。
頑張らなくっちゃ。
預かりダイヤで使用するものを決定 [加工]
カメオペンダントに入れるダイヤモンドを選定しました。
ルビーと一番大きなダイヤモンドの位置の指定は頂いていますが、それ以外はすべてお任せとのことですので、大きさときれいさと数を選んで決めました。
石目も測りました。
たくさん預かっていましたので、残りはお返しいたします。
…もう幾つか余分に使おうかな、とも思っています。
作りながら決めます。
自然に外れたダイヤモンド [謎]
サイズ直しで預かったK18イエローゴールドのリング。
内側に汚れが詰まっていたので、先に超音波洗浄をしました。
5分後、洗浄器の液の中から指輪を取り出して見ると、ダイヤモンドがひとつ無い。
超音波洗浄器の液を全部別の容器に移して、超音波洗浄器の底を見ると、四角いダイヤモンドが一粒キラリ。
もともと外れそうになっていたダイヤモンドが、汚れでくっついていただけの状態だったようです。
調べてみると、外れた部分の左右のダイヤモンドもグラグラ動いていました。
だいぶん長く使われていた痕跡はたくさんありますが、指輪が曲がっているわけでもなく、レール爪が起きているわけでもなく、爪部分が削れているわけでもなく…。
超音波振動だけで外れた原因がよくわかりません…。
普通は、洗浄する行為で宝石が外れるはずもありません。
こんな場合、依頼者は指輪を渡した時はなんともなかったんだからと事実を主張したいでしょうし、依頼されたほうも加工の前に汚れを洗っただけでなにもしていませんと事実を言いますし、堂々巡りになりますからまったく議論はしません。
自然に外れたダイヤモンドがありましたけど、無料できれいにお直ししておきました。
と、納品時に話して、依頼者は初めは意味が飲み込めずにぽや〜んとした表情になって、無料で元通りになってるのならまぁいいか、と心の中で納得されて、何事もなかったように終わっていく…。
ジュエリー修理を担当する人しか経験しないこんなことって、割とよくあるんです。
石留め時の加工に問題がある場合は、使用し始めてすぐに宝石が外れてしまいますが、数年後にダイヤモンドが外れる原因は謎…。
しかもジュエリーの表面の状態がなんともないように見える時は、なおさら…。
指輪が自然にプチンと口を開ける原因については、10数年前にホームページで説明をしましたので、今では指輪が自然に切れることを不思議がる人は私の周りでは少なくなりました。
この指輪は、きれいに直りました。
カシメとロウ付け ビフォーアフター [時計]
Before
After
きれいに直りましたのでロジウム仕上げをします。
ロウ付け箇所が外れた原因は、メッシュバンドとホワイトゴールド板との隙間が空きすぎていたことによると思えます。依頼された時は、たっぷりのロウが間を埋めていましたが、ホワイトゴールドとロウが混じり合わないままで、良い合金状態にはなっていなかったようです。元のロウは全部削り取ってやり直しました。
カシメ部分も頑丈になりました。
これで安心していただけます。
After
きれいに直りましたのでロジウム仕上げをします。
ロウ付け箇所が外れた原因は、メッシュバンドとホワイトゴールド板との隙間が空きすぎていたことによると思えます。依頼された時は、たっぷりのロウが間を埋めていましたが、ホワイトゴールドとロウが混じり合わないままで、良い合金状態にはなっていなかったようです。元のロウは全部削り取ってやり直しました。
カシメ部分も頑丈になりました。
これで安心していただけます。
