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チタンリングを大きく [サイズ直し]

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フルオーダーで創作させていただいたお客様のチタンマリッジリングの指輪サイズが合わなくなってきていました。
ご相談をいただき、お預かり中のチタンリングのサイズをお直ししました。

少しずつ大きくしていきます。
途中の0.5ゲージ大きくできたところで撮影をしています。

あとは、消えてしまった内側の文字を元と同じように入れて、全体をきれいに磨き上げて完成させていきます。



当時のホームページはこちらです



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チタンマリッジリングサイズ大きく [サイズ直し]

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ピンクダイヤの入ったオリジナルチタンマリッジリングのサイズを大きくするご依頼をいただいていました。
ダイヤモンドの尖ったキュレットが指に触れないように工夫して、2ゲージ大きくすることができました。


オリジナルチタンエンゲージリングも8年くらい前にご注文いただいて、花のデザインのリングを創らせていただきました。

こちらが当時のホームページです。
マリッジリングのペア画像やエンゲージリングを上から撮った画像もあります。
お手紙も懐かしいです。



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Cartier ゴールドリングを [サイズ直し]


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カルティエのイエローゴールドリングのサイズ直しご依頼をいただいています。

上部の隙間を広げればサイズを大きく出来るのですが、隙間はそのままで何ゲージ分かサイズだけを大きくするご希望です。

急ぎませんから、ということでご相談くださいました。

きれいに仕上げることができます。
ご安心ください。



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青と白のコントラストの美しいリング [サイズ直し]


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トルコ石とシェルが両サイドに入ったK18イエローゴールドのダイヤモンドのリングをお預かりしました。
サイズを小さくするご依頼です。

このようなデザインの場合は、そのまま作業を始めると、まず例外なくトルコ石やシェルの母貝が割れてしまいます。

ですので、まず青いトルコ石と白いシェルをリング本体から外す作業から始めます。
割らないように注意深く慎重に、です。



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イギリスのアンティークジュエリー [サイズ直し]

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K15のリングです。
625の刻印があります。
今では珍しいですね。

5種類もの刻印が打ってありますので、サイズ直しスペースが適度な位置にはありません。
肩部に近いところでカットとロウ付けをすることにしました。
サイズを小さくします。

表側には熱や酸に弱い真珠や宝石が入っていますので、ロウ付け箇所に近い5個の宝石を外しました。
中心に付いているダイヤモンド原石はそのままにしています。

ノコ刃でカットする位置は刻印から1.3ミリのところです。
ロウ付け時にロウが横に流れると、刻印が埋まってしまいます。
充分に注意して作業し、表側と内側をうまくロウ付けできました。

宝石が入っている上部は形を変えることができませんので、全体は楕円形に近くなりました。

きれいに磨いて全部の宝石を元どおりに石留めしなおして完成しました。


せっかくの貴重なアンティークジュエリーなのに、宝石を外したり形を変えたりしてはダメでしょ、という意見もおありでしょうが、なにぶんリングというものは触らずに飾っておくというものではなく、身につけて楽しむ、ということが大目的ですので、貴重品でもサイズ直しをしてもいいのです。
持ち主が望まれるのですからそうすべきなのです。

また、100年も昔の接着剤が付いているならば、すでに劣化してしまっていて、そのまま使っていると割と早いめにいつの間にか宝石が外れて落ちて無くなってしまった、ということも起こります。

絵画のように触れずに壁に飾って眺めて過ごす、というものではありませんので、これで正解です。


お待たせいたしました。



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チタンリングを徐々に大きく [サイズ直し]

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2005年にご依頼いただいて創作していましたオリジナルデザインのフルオーダーチタンマリッジリングです。
指輪サイズが合わなくなってきたので、と、大きくするご相談をいただいて、関東から届きました指輪を拝見しますと、表面のつや消し模様は小傷で判別できなくなっていました。

0.5ゲージずつ大きくしていった時の画像を順番に並べてみました。

内側の文字も元どおりにお入れしました。

現在納品前の最終仕上げを施しています。






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ダイヤモンドとサファイアがたくさんのリングを [サイズ直し]

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特殊加工
指輪の下部の幅が6ミリほどあります。厚みもあります。
縦長になりますが大きくサイズ直しできます、と言ってご依頼を受けました。

下部をカットしてみると、頑張ってみても2ミリしか広がりません。
無理に隙間を広げようとすると地金にヒビが入りそうになってきます。
本体の側面が折れると大変ですので、普段は使わない奥の手を使います。初公開の秘密の特殊テクニックです。仕事の幅が広がります。

左右の地金はコの字形になっていますので、曲がりにくい形です。

厚みの半分くらいまでノコ刃を入れます。
これで板地金を曲げればよいことになりました。
(意味が分からない方は、気にしないでスルーしてください。)

5ミリ開くことができました。
ロウ付けする部分は初めは2か所の予定でした。
6か所に増えましたが、これでご希望の指輪サイズにすることができます。

あとはきれいに仕上げていくだけです。




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曲がったリングの時は [サイズ直し]

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S字形にウェーブしたリングサイズを大きくする時は、間にはさむ地金幅を大きくします。

ストレートなリングと比べると、粉になってしまう目方が多いです。

たいていのホワイトゴールドのリングは、最後にロジウムをかぶせてプラチナ仕上げをします。

古いリングはアレルギーになりやすいニッケルが入っていたり黄色っぽかったりしましたが、そのうちにパラジウム割りの黄色さの少ないリングが多くなり、この頃はメッキの不要なプラチナ色のホワイトゴールド地金もあります。

時代はどんどん進みますね。


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K18ダイヤモンドリングを [サイズ直し]

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フラットな指輪の外周全体に、何ミリ置きかにダイヤモンドが埋め込まれたデザインです。
サイズ直しにお預かりしています。

ダイヤモンドが均等に配置されたリングの一か所だけは、サイズお直し分だけ広くなったり狭くなったりはしますが、このようなデザインの場合でもサイズ直しは可能です。

きれいに加工いたします。



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プラチナとゴールドのコンビリングを [サイズ直し]


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プラチナ900とK18イエローゴールドのダイヤモンドコンビリングです。
サイズ直しにお預かりいたしました。

指輪の真下で地金の種類が分かれているデザインです。

プラチナと金では、同じ温度に昇温した時の線膨張率が違いますので、すり合わせ位置がずれたり、伸びた地金が押し合いをしてリングが曲がってしまったりすることがあります。

が、このデザインの場合はきれいにサイズ直しをすることが可能です。
どうぞご安心ください。


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特別な厚さのリング [サイズ直し]

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下部の厚さが0.5ミリの指輪は今までに何度か修理にお預かりしたことがありましたが、今回のリングは約0.3ミリです。
すでに一度サイズ直しがしてあって、ロウ目が2か所ありました。

本体をほんの一部分でも削れる余裕は全くありませんので、サイズを小さくしてロウ付けした後は、盛り上がって固まったロウだけを極細のヤスリでそーっとそーっと削って、柔らかい布に研磨剤を付けてそーっとそーっときれいに磨きました。

曲がらないように今までも大事に大事にお使いになられていたことと思います。


あけましておめでとうございます。


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取り巻きのリング [サイズ直し]

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アンティーク調のゴールドリングです。

繊細にかっちりと正確に作ってあって、よく見ると手作りで、これはいいなと思います。

サイズ直しするのがもったいない。ノコ刃を入れないでそっとしておいてあげたいような趣きのあるリングです。




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プラチナリングのサイズ大きく [サイズ直し]

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お預かりしたプラチナのリング下部に一か所黄色っぽいところがありました。
ここが昔にロウ付けされたところで、プラチナ以外の成分を配合して融点を低くしたロウが、使用中の汗などで錆びて変色しているのです。

他にもロウ目があるかなとトーチの炎で軽く炙ってみると、もう1本線が見えてきました。今度はロウに混ざっていた卑金属が酸化して黒くなりました。

2ゲージあまり大きくする予定でしたが、すでに4ゲージほど大きくなっているところにそのまま地金を足すとロウ目が3か所になりますので、そういうことを避けます。

2か所のロウ目にノコ刃を入れて真ん中の地金をカットしてしまいます。

その後、改めて6ゲージあまり大きくなる分のプラチナ地金を作って、挟んで、ロウ付けします。
これで丈夫になります。

サイズが予定通りに出来ますと、ヤスリでなだらかに削って形を整えて、キサゲ、ヘラ、バフの工程に進みます。
もともとの指輪本体の幅や厚さを変えないで作業するところが腕の見せ所でもあります。



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割れたロウ目 [サイズ直し]

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ゴールドとプラチナとのコンビリングです。
Pt900とK18の刻印が打ってあります。

すでにサイズ直しがしてあるかどうかの確認をするために、軽く炎で炙ってみると、ロウ目が見えてきました。

リングがいくらか歪んでいたので木槌で軽く叩くと、ロウ目がポコンと外れて隙間が開きました。
ロウが枯れていたらしく、切れる直前のようでした。

ノコ刃で切断する手間は省けましたが、不要なロウが付いていますのでそれを削り取り、間に地金を挟んで2か所ロウ付けしました。

Pt900の刻印から1ミリほどしか離れていないので、ロウを文字の上に流さないように温度調節をして、うまく作業できました。

あとはヤスリをかけて、仕上げて完成です。


今日は開店する時間に来客の予定があるので、そろそろ寝ます。





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酸化したまま [サイズ直し]

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シルバーのリングです。
熱伝導がよいので、品物全体の温度が上がらないとロウが流れません。
小さな宝石が接着剤でたくさん付いていますので、石に熱が回らないように工夫してロウ付けします。

短時間でうまくロウ付けできました。
五分(ごぶ)ロウを使いました。

下はロウ部分だけをとりあえずなだらかに削った画像です。

酸化物硫化物を取り除いて、あとはもう少し形を整えてから磨き工程に入ります。



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コンビリングを大きく [サイズ直し]

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プラチナとK18イエローゴールドとのコンビ素材ダイヤモンドリングです。
サイズを大きくするご依頼をいただきました。

指輪の最下部はゴールドですので、間に挟む地金素材も同じくK18イエローゴールドを使います。

プラチナとの混ざった形状は、このデザインでは斜めに接合した部分がありませんので、熱膨張率の違いによる影響はほとんどありません。
このようなリングはコンビ地金でも比較的サイズ直しがしやすいです。


今日は台風19号が接近していますので、お店は臨時で休んでいます。
よろしくお願いいたします。






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ヒビじゃなかった?^^; [サイズ直し]

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酸化皮膜を取り去らないでカットした部分にそのまま地金を挟んで、ロウを置いて、温度を上げすぎないように気をつけながらロウ付けしました。
ヤスリ作業も磨き仕上げもロジウムメッキもなんの問題もなくできました。

大騒ぎした割には何事も起きなく、ごく普通に作業が済んでいきました。
見えていたヒビはなんだったのか、ただの杞憂に終わりました(^^;
あぁよかった。

意味のなくなったエントリーで誠に申し訳ございませんでしたm(_ _)m







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プラチナダイヤモンドリングの [サイズ直し]

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少し多めにプラチナ高温ロウを使ってロウ付け。
切断箇所にプラチナ地金をはさんで3ゲージほど大きくしています。

夢中で作業していたら撮影を忘れていました。
あとはヘラで小キズをつぶしてから、磨き作業に入ります。




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K18の大モノです [サイズ直し]

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指輪の一番細い部分で幅が6ミリ厚さが1.5ミリありますので、カットはできても曲がってくれない。
硬い。

なんとかきれいに丸く隙間を寄せて、しっかりとロウ付けできたところです。

ダイヤモンドにも熱が回らず、K18地金にもヒビが入らず、接合部全体にきれいにロウで合金を作ることができたので、これでよし。

あとはヤスリで形を整えて、そのあと磨き工程です。





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角ダイヤリング 腕少し太く [サイズ直し]

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サイズ直しのついでに、腕を少し太くして曲がりにくくして欲しいとのご依頼でしたので、本来は6ミリ長ほどのサイズ直しでしたが、結果15ミリくらいの長さでプラチナ地金を厚く広くしました。

普通はリングの形に沿って6時の方向に徐々に細くするのですが、この場合はロウ付け位置の腕とほぼ同じ幅と厚さにしています。

3時9時の位置で下半分を太くすると30ミリくらいの長さで、ダイヤモンド以外の腕の部分全部を太くする場合は45ミリくらいの長さを加工することになります。
長いほど幅が広く厚くできます。

45ミリくらいの長さを交換する時は、今度はダイヤモンドを外してロウ付けしますので、石外しと石留めの工程がプラスになります。

これは、ヤスリをかけて、キサゲ、ヘラ、の工程を経て、バフ研磨して、ロジウム仕上げをしています。



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Ptダイヤモンドリングを [サイズ直し]

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ダイヤモンドリングが小さくなったので、サイズ直しのご依頼をいただきました。
プラチナの腕を太く厚くして曲がらないように制作します。

ひとつ0.3ctくらいのダイヤモンドが5個ついていますので、上部の形を変えないで下半分でサイズの大きさを変えるようにします。



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アンティークルビーリング [サイズ直し]

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イギリスのアンティークジュエリーです。

コンスタントにサイズのお直し依頼をいただくのですが、ダイヤモンドが現代のカットとは違いとても面白く感じられます。地球から掘り出されたダイヤモンド原石の形に忠実に出来るだけ付け目を大きく残そうという意図も読み取れて、とても楽しく素晴らしい。

100年の過ぎた年月は取り戻すことも叶わず、ダイヤモンドとルビーとゴールドとそのデザインだけがジュエリーとして今も残る。ごくわずかに認められる使用痕跡がそのジュエリーの歴史を想像させて、見ていて飽きません。





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昔の痕跡 [サイズ直し]

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プラチナリングのサイズを3ゲージ大きくする依頼をいただいたので、糸ノコでカットする前にいつものように炎を当てて以前のサイズ直し痕があるかどうかの確認をしました。

3か所にロウ目がありました。

1か所のロウ目を切断して、そこに3ゲージアップ分の地金を足すと、今度は3つの地金をはさんでロウ目が4か所できることになります。
それはいくらなんでもダメでしょ、ということで、今挟んである4ミリ長ほどの地金をカットして取り去ってしまい、間に新しく7ミリ長ほどの地金を挟んでサイズを大きくする作業をします。

じつは、古いロウ目を残してさらに横に新地金を足した時は、以前に低融点のロウを使ってロウ付けしてあった場合にとてもひどい目に合うことになります。
今回の昇温で古い短いサイズ直し地金がバラバラになって変な位置に動いて固まってしまったりします。
きれいに削り直したり、改めて地金を用意したり、数倍の手間がかかることになります。
ですから、3ゲージ分のサイズ直しをするのではなく、実際は初めから7ゲージ分のサイズ直しをします。
そのほうがきれいで楽なのです。

ロウ目が2か所になって、サイズも大きくなって、磨いて、ロジウム仕上げをして、出来上がりました。





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空中に浮いた感じのダイヤモンド [サイズ直し]

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ゴールドとプラチナのコンビ素材リングですが、本体はプラチナです。
ゴールドの地金2か所で真ん中のダイヤモンドを石留めしてあります。

指輪サイズを大きくする場合は、ゴールドの爪になる部分の間隔が狭まりますので、ダイヤモンドは余計に締め付けられますが、サイズを小さくする場合は間隔が広がってダイヤモンドが動き始めたり落ちたりするようになります。

縮める時には、すでにメレーダイヤが入っているゴールド地金をセンターのダイヤモンドに寄せて宙でしっかりと密着させなければなりませんから、かなり手間取ることになるケースでした。

今回は広げるほうですから石留動きの心配はあまりありません。
きれいに仕上げます。


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とても可愛らしい指輪 [サイズ直し]

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K18のリングです。

ノコ刃でカットした幅の分もプラスして丸線を足します。
直径は0.7ミリと0.5ミリです。

左下はロウ付けが済んだところでこれからヤスリで形を整えます。

右下は片方のロウ付けが済んだところ。
微妙な加減が必要ですので、片側ずつ固定していきます。


2時間ほどお店におられたので、その間に奥でサイズ直しをすればよかった…。
その時には思いつかないんですね。
反省してます。


今朝は緊急地震速報のようなアプリの警報音で目が覚めました。
第一報は震度5弱でマグニチュード7.5でしたが、すぐに変更されました。
東日本は大丈夫でしょうか?…
このあとネットを見てみましょう。





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薄い場合も扇形 [サイズ直し]

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地金が薄く細いので、その部分をカットして、分厚く出来るだけ幅広にします。

薄い地金は大きく広げても扇形が分かりにくいですね。
分かりにくいだけで、分厚いものと角度はやはり同じですね。

切り口を平行にヤスって、地金をはさんで、しっかりとロウ付けできたら、ヤスリで形を整えていきます。

あとは厚いものと同じ工程です。



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厚いものほど扇形 [サイズ直し]

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本日は、接客と明日納品の指輪サイズ直しなどをして一日が終わりました。


厚みのあるリングは、糸ノコでカットした時はノコ刃跡は並行ですが、サイズを大きく広げると扇形になります。
上手く撮れていなくて扇形になった画像がありませんが、扇形では間にはさむ地金が固定しにくいので、ヤスリで削って平行にします。

そこに、平行な接合面に削った地金をはさむと、空中でロウ付けしても地金が落ちない、ということで作業がはかどります。

仮着してもいいのですが、慣れたほうで進めます。

ロウ付けがきれいに出来ると、あとはヤスリ、キサゲ、ヘラ、バフ、超音波洗浄、必要な場合はロジウムメッキ、などの工程を経て検品、完了です。


( メールありがとうございます。お見積もり、もう少しお待ちください。)

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プラチナ指輪サイズを大きく [サイズ直し]

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普段からいろいろなサイズのプラチナ棒を用意していればいいのですが、普通よりも指輪幅が広いので、大きめのプラチナ地金を金鎚で叩いて角材にし、ローラーで角棒にしてから必要分をカットして少しアールをつけて準備をします。

指輪幅が4ミリ以上で厚さが2ミリくらいになると地金も硬くなり、サイズを大きくするのも力やテクニックが要ります。

プラチナ指輪の下部をカットして、サイズ直しに必要な分をはさんでロウ付け。

表面をきれいな甲丸状にするには、ヤスリを斜めにかけます。

このあとはキサゲやヘラで仕上げていく段階になります。




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ロウ目を消しました [サイズ直し]

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プラチナを挟んでロウ付けし、本体と同じ形にヤスって磨き、サイズ直しを終えました。
ロウ目が分からないように出来ました。

加工机のアールがついた作業台に置いて撮影しました。




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そっと外した黒い宝石 [サイズ直し]

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サイズ直しの前に大きなオニキスも外しておかないと、指輪の形を変える時に枠地金の歪みに引っ張られて石が割れたりします。

ガッチリと枠に宝石を固定してあった頑丈な接着剤でも、なんとか効力を弱めて先に石を外します。

線爪で早い場合は数秒、接着留めで数十秒、普通は5分位はかかります。
伏せ込みや彫り留めは十数分から数十分かかる場合も…。

熟練していないと宝石が割れたり傷ついたりしますので、専門家にお任せくださいね。




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