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ベネチアンタイプのネックレスを [拡大]

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ゴールドチェーンの口の開いた部分を横のコマに咬ませて一本につなげます。

その部分にフラックスを塗って、金ロウを置きます。
大きいロウを置いてしまうと、数か所のコマが団子状態になってしまいますので、最小限のロウで一回勝負をします。

他のコマに熱があまりいかないように炎を絞ってトーチでロウ付けします。
何回もやり直すとぐじゃぐじゃになってしまいますので上手に作業します。

酸化して黒くなった部分を希硫酸で洗い、きれいになれば水洗いし乾燥して、バフ磨きをします。

順番に写真を撮りました。

赤い印しは、ロウ付けする箇所を見失わないように、熱の回らない左右の位置にマジックインキで描いています。
これ、大切なポイントです。

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こんなチェーン [拡大]

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こんな幅のチェーンでした。
左2本は切れた箇所のロウ付けが終わり、右の2本は丸カン部分の作業が終わりました。

ロウ付け箇所は、数字の下方、ミリ目盛りの少し上、です。

全部バフ磨きも終わって、ホワイトゴールドネックレスはロジウムメッキ加工も済みました。
ついでに、素地が黄色っぽく出ていたホワイトゴールドのペンダントトップもサービスでロジウムメッキしておきました。
黙っていようと思いますが、はたしてお客様は気づかれるでしょうか…?
…楽しみ。


……へんな楽しみですねσ(^_^;A




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ボールチェーンを [ロウ付け]

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上が、ボールの開いた部分に鉄アレイ状の横の棒を差し込み口閉じたところです。

中の画像が、フラックスを塗ってWGロウを置いたところです。

下が、ロウ付けが終わったところの画像です。

こんな感じで修理作業をして、ロウ付けが完了したことを確認出来たら、チェーンの酸洗いをして、バフ磨きをして、洗浄して、脱脂をして、ロジウムメッキ加工をして、洗浄して、乾燥して、検品して、完成です。

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チェーン切れ4種 [修理]

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イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールド、プラチナのネックレスです。
どれも1ミリ以下の幅の繊細なチェーンです。

イエローゴールドのベネチアンタイプのものは、ロウ付け部分がひとコマ口を開けてしまって、チェーン切れということでお預かり。
もともと四角い箱状の中でロウ付けされてしまっていますので、後から修理するには開いたコマを元のところに嵌めなおして、隣同士のふたコマをひとつにくっ付けて直します。

ホワイトゴールドのボールタイプのものは、楕円形に閉じてあったボールが開いてしまって棒が抜け、チェーン切れということでお預かり。
元のようにかしめ直してもまたすぐ抜けることが多いですので、棒を差し込み、ボールをかしめて、隣同士のボールをロウ付けでくっ付けて直します。

ピンクゴールドの小豆タイプのものは、引き輪側の丸カンが口を開けてしまって、チェーン外れということでお預かり。
楕円形のひとコマの線が細いですので、丸カンの口が緩んでくるとまた外れますが、とりあえず今回はチェーンの端を丸カンに通して、丸カンの口をしっかり閉じての修理というご依頼です。

プラチナのアズキタイプのものも、引き輪側の丸カンが口を開けてしまって、チェーン外れということでお預かり。
こちらは、引き輪側とプレート側の丸カンをどちらもロウ付けして口を閉じてしまうご依頼です。

これから丁寧に作業します。


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タヒチ真珠をピアスに [リフォーム]

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大きくてきれいなタヒチパールのイヤリングをピアスにリフォームします。

一度イヤリング金具を外すと、穴の中に古い接着剤がこびりついて残っていますので、奥までをきれいに掃除して、真珠もきれいにクリーニングしてから、ロングタイプのポストでしっかりと付けます。

古い粉が残っていると接着強度が低下しますので、注意深くきれいにします。

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