レモンイエローのクォーツペンダントが完成しました [石留]
裏にもう一重の座をくっつけたことはいくつかのメリットがありました。
いい具合に絶妙なバランスになったということと、石留め時にヤニ付けしなくても枠が歪まないということと、使用時に頑丈になっているということです。
丸カンの位置決めを悩まなくても、偶然ちょうど真ん中の位置がバランスの中心に出来ていました。
ラッキーでした。
地金が太いので、ホワイトゴールドの線爪を曲げる時に、ダイヤモンドのようには硬くない宝石が欠ける心配もありましたが、そこは上手くクリア出来ました。
デメリットは、古くからのお得意様なので追加分の地金代金を請求できないことと、追加の加工代金を請求できないことです。
ぜひこのブログを読んでくださり、気を利かせていただけることをお祈り申し上げます。
いや、あの方はインターネットはしてないだろうな…。たぶんしていないと思う。いや、絶対していない。
今回は勝手に予定外の追加加工をしましたので、サービスさせていただきます。
20日頃のご来店予定でしたが、完成がぎりぎり間に合って良かったです。
お待ちしています。
真珠ネックレスから作るオリジナルペンダントネックレス [リフォーム]
ネックレスの真珠を3個外して、ホワイトゴールドのボールと並べてペンダントネックレスを作ります。
真珠の穴を大きくしてから、上の画像の上部位置からWGボールとパールを交互に通して、下画像のその部分をロウ付けで閉じて、きれいに磨いてからロジウム仕上げを施せば完成です。
タグ:ホワイトゴールドボール 真珠
三段重ねのペンダント枠になりました [フルオーダー]
パビリオンが深いので、標準的なバランスの枠ではキュレットが2ミリあまり飛び出て肌をチクチク刺します。
3ミリ近く下部を厚くしてペンダント枠を形作りました。
三段になって丈夫さが増しました。
昨日はこの宝石をイエロークォーツと書いてしまいましたが、正しくはレモンクォーツです。
まぁどちらでもいいんですけれど。
幅1.5ミリの丈夫なボールチェーンのプレート金具が通る丸カンをロウ付けしましたので、この後は全体をきれいに磨いて、ロジウム仕上げをして、それから石留めをします。
このようなタイプのペンダントトップは下を向いてしまうことが多いので、最もバランスの良いところに丸カンをロウ付けします。石留め前に前後左右の最良の一点を探すことは、けっこう時間のかかる作業です。