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渋いロウで [サイズ直し]

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ロウ目を出さないように融点の一番高いロウでプラチナダイヤモンドリングをくっつけました。

おおむね厚さが1.5ミリ以上で幅3ミリ以上の腕になってくるとしっかりしていますので、K18でも高融点ロウで作業しても本体が溶ける心配が少ないので安心です。

今はまったくないですが、25歳でジュエリー制作を始めた頃は、回ってきた1000度の熱で指先を焦がしたり、熱くて投げ捨てた指輪で床に丸い焦げ跡を作ったり、K18イエローゴールドの指輪本体をロウ付け作業で溶かしてしまったり、いろいろと懐かしい思い出となっております。

昔と比べると今は素材価格が数倍になっていますので、この頃は幅2ミリ前後厚さ1ミリ前後のWGリングが多くなっているようで、高融点ロウを置いた時はロウ付け温度を上げ過ぎないように注意しないと本体が溶けやすくなっています。経験の浅いかたは要注意ですね。

細いホワイトゴールド製品主流の最近の状態は、材料費を数分の一に抑えてバランスをとっているんですね。





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ベッコウ腕時計終了 [修理]

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預かった初めからついていた表面の固い接着剤を削り取って、研磨して、超音波洗浄はできないのであれこれの汚れをきれいに拭い去る作業をして、完了ということにいたしました。


今日はこれから、途中までになっていたチタンリングの手作り加工に入ります。

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一応ほぼ完成の鼈甲腕時計 [修理]

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割れないけれど丈夫という透明材質のシートを貼りました。
いつも手元にある0.2ミリ弱の厚手のビニールのようなものです。
残念ながら品名を確認してません。
ポリプロピレンみたいなものでしょうか…?
ここのところ適当でごめんなさい。

まだ指紋が着いているのが分かりますので、このあと全体をきれいに磨きます。

接着剤は、作業に最適なタイミングが10秒程度しかありませんので、粘度をじっとはかりながらベストタイミングで作業します。
その瞬間に電話や来客がありますと、作業のやり直しといいますか、すべてが失敗となり何時間か前の初めの時点からのスタートになります。
ですから、きれいな出来上がりが必要な接着剤仕事は、深夜に一人でします。

使い方にもよりますが、これで、普通に毎日使用して2年間は使うことができます。
使用頻度が少なければ10年ほどは大丈夫なはずです。

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7割がた進みました [修理]

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先だけを接着して、一応固定できた状態です。

これで使うと、1秒でまた折れます。

薄いアクリル板を裏に貼って補強すると、力がかかった時に硬さのあるアクリルがパリンと割れますので、この後は割れなくて千切れない別の透明素材を裏全体に貼って補強することにします。

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やっととれた接着剤 [修理]

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接着剤の掃除もできて、試しに破断面をくっつけて撮ってみました。
茶碗を割ってしまった後、そっと割れ口を合わせてみる、というのとちょうど同じです。

まあ、合格。

光っている金属の上側です。

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べっ甲の下作業 [修理]

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ベッコウに接着剤がたっぷりついていますので、ベッコウ本体にキズがつかないように注意深く剥がします。あるいは削り落とします。
全工程で一番時間がかかる作業です。

接着剤の厚さは0.1ミリ弱はありますので、特に突き合わせる先の部分は正確に真剣にきれいにしないと隙間が開きます。要注意。


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べっこう腕時計 [修理]

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一枚ものの飴色ベッコウで作られた時計バンドが折れたのでなんとかくっつけてください、というご依頼です。
以前に何度か接着修理をされていたのと同じ所が折れています。
熱でくっつけるのではなく、同じように接着剤でお直しをさせていただきます。

突き合わせ箇所ですので、面積の狭い先同士だけで接着してもすぐにまたポキンとなります。
工夫が必要です。

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金線を挟んで2か所で [ロウ付け]

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ペンダントのチェーンの通る丸いカン部分はこんな感じで作りました。

方法としては、金具全体をつくり変える場合と、一部分を付け替える場合と、一部分の線地金を付け加えることが考えられます。

場所によって太さに差がありましたが、もともと0.4〜0.6ミリの丸い線で作ったようなパーツですので、0.6ミリの丸線を間にロウ付けしました。

K18イエローゴールド素材をK14ロウで溶かしつけています。
融点の低いK10ロウで作業したほうが本体の丸線までが解ける心配がなくてやりやすいのですが、色と素材が近いK14ロウを選び使いました。

このあとは、挟んだ線までを削ってしまったりして細くしないように、細心の注意を払ってロウだけをヤスり全体を均一に見えるようにし、再石留して、きれいに磨いて、完成させます。

タグ:丸線 K14ロウ
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オトコはつらいよ… [ジュエリー]

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サイズ直しを小売店さんに頼まれたのですが…。

預かってからの段取りとして、まず初めに今から作業する相手を知ることから始めます。

ひと目見て、見るのをやめたくなりました。

なんでもほめてあげたいほうなんですが、これには思わずゴメンと言いたくなりました。
謝って丁重にお返ししたくなりました。

画像を見ても、なんのことだか何を見ればいいのかわからないかたのほうが多いとは思いますが…。

1ミリほどのダイヤモンドが並んだリングなのですが、爪が無い、爪がかかっていない、爪が小さすぎ、ガードルの下に爪がある、ダイヤモンドが曲がって付きすぎ…。

何十個かそんな問題児が列の中に紛れ込んでいるんです。

一応サイズ直ししてダイヤモンドが全部そろっていることを確認して納品しましたが、それにしても近頃になくすごいものを見ました。

このデザインの場合は超一流の石留師が担当しないと…。

見習いが作業して、経験者があとをフォローした、みたいなつくりです。

ん〜〜〜〜〜。






タグ: 石留
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付け外ししたいペンダントトップ [リフォーム]

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K18イエローゴールドペンダントの金具が小さくてプレートが抜けないので大きくして、とのご依頼です。

2倍くらい大きくしましたので、今度は簡単にするする通ります。

これでペンダントトップをいろいろ付け替えることができます。
楽しめますね。

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曲がった細いオメガ [メンテナンス]

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四つに折り曲げたようなゴールドのオメガネックレスを直して、というご依頼です。

上の写真は9分通り直ることがはっきりしてきた段階で撮りました。

初めは二つ折りの財布に小銭と一緒に入っていたようなくしゃくしゃな形でしたが、ポキンと折れた部分がなかったので、なんとか元通りに近いあたりまで直すことができました。

ほっとしています。


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オニキスピアスに [リフォーム]

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ご自分のK18イエローゴールドのハートピアスを、あまり着けないのでもったいないから、と、お手持ちのオニキスブレスレットから丸玉を2個外して、どちらも活用して、ぶら下がりピアスにリフォーム。

伸びるシリコンゴムのオニキスブレスレットは、待っていただいている間にすぐに仕立て直してお持ち帰り頂きました。

穴あき丸玉の真珠や宝石をピアスやペンダントトップへリフォームすることは、K18ゴールドで数千円で出来るお手軽リフォームです。いろいろできます。楽しめます。お任せくださいね。

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ダイヤモンド 石合わせ [石留]

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ジュエリーの先端部分のダイヤモンドが外れて無くなっています。
直径1ミリ弱くらいの大きさです。
同じ寸法のダイヤモンドを用意してはめ込みます。

1ミリの世界に58面のカットをほどこすなんて進歩した時代の人間のやることはすごいな、と思います。
この大きさの石を今も熟練職人が手作業でカットしているのか、それともオペレーターがコンピュータに指示して機械がカットしているのかは知らないんですが…。

画像から見ると、ダイヤモンドが1ミリで、ダイヤモンドを止めている地金の爪部分は0.2ミリくらいです。実際にダイヤモンドにかかっている地金は0.1ミリくらいです。

ダイヤモンドに外力が加わらないデザインなら問題ないんですが、尖った先にダイヤモンドが付く場合は、このような状態になって修理に出されて来るケースが多くなってきます。

もともと、先端部は衣服にこすれるなどしてこじられることが多い位置です。
七分の三くらいの範囲に爪が無く、ここはダイヤモンド本体で外力を受け止めています。ガードル部分が力を受けますので、必然的にそのダイヤモンドの爪は使用中にこじられます。

サファイアガラスに保護された腕時計の中の文字盤に並べられたダイヤモンドなら、時計ごと床に落とされた時など以外は外圧が加わりませんし、大きなスペースの地金の中に埋め込まれたダイヤモンドならば問題ありませんが、むき出しの場所に並べられたジュエリーのダイヤモンドには辛い環境ということになる爪の大きさです。

何百個もダイヤモンドが並んだこのデザインのジュエリーに肉眼でダイヤモンドを石留していくことは難しいですので、40倍顕微鏡下で作業するのでしょうね。0.4ミリの地金部分をタガネで半分に分けて0.2ミリの一本の爪にします。0.1ミリ部分が4ミリ大に見えての作業ですから微妙な細工が可能です。

細い線を連ねたような今までにないジュエリーもデザイン可能ですし、人間技を超えたような宝石のセッティングも可能な時代になりました。
素晴らしいことです。

でも、実用的かというと、ちょっと、ん〜。

細いデザインで、小さなダイヤモンドが小さな爪で留めてあるジュエリーは、サイズ直し時にダイヤモンドが外れて、磨き仕上げ時にダイヤモンドが外れて、超音波洗浄の振動でダイヤモンドが外れて、使用中にダイヤモンドが外れて…。ん〜。
いったいどなたが喜ぶジュエリーなのでしょうか…?
作業していてそんなことを思いました。

繊細なデザインをした段階と、繊細な枠加工をした段階と、繊細な石留をした段階と、無事出荷した段階はOKです。
顧客に選ばれてから、サイズ直しの必要ができて顧客の手に渡るまでの段階がちょっと辛いですね。
顧客が使う段階で満足が続けばいいのですが…。

ダイヤモンドが小さすぎて落ちていても見えなくて気づかないから大丈夫なのかな、と控えめに微笑んだりして…。

お祈りいたします。


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アンティークの真珠 [ジュエリー]

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工夫してスマホで光学20数倍くらいに拡大して撮影したつもりですが、色が赤かったり黒かったりなかなかうまく撮れませんでした。
もっと大きい画像をアップロードしても色が実物とかけ離れているので、この程度で。

半分にカットした真珠の中心部だけが特に真珠光沢であるのは、たぶん半球ではなく直径0.2ミリくらいの真球だから、かもしれません…。
周囲のバームクーヘン状のところは上下から100年前後の風雪にさらされ、表面からの削り攻撃にもなんとか耐え抜いてきたんだけれどこんな質感になっちゃった…、と。

それとも、もしかしたら真ん中の真珠光沢を残す部分も実は半球で、裏はニカワとかウルシとかで塗り込めてあって外気に触れず真珠光沢を残し、表面が削れてバームクーヘン状になった部分だけが表側からの汗や化粧品や洗剤にさらされて光沢が抜けた、とか…。
ほんとはどうなのかはまったく不明ですが…。推測です。

どれが真実かは分かりませんけれど、とりあえず、光沢のある丸い0.2ミリほどの真珠の上部には0.05ミリくらいの外皮が薄く被さっているのが見えます。上の層に保護されて真珠光沢が保たれているみたいです。

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K18オメガタイプ丸線チョーカーネックレス [ジュエリー]

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ゴールドオメガタイプネックレスができました。
後ろの金具も手作りパーツです。

いろいろなトップをつけることができて楽しいですね。

ご注文で線の太さをアレンジしてハンドメイドいたします。

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ワイヤーオメガ [ジュエリー]

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K18の丸い線で手作りしているオメガタイプのチョーカーネックレス。

これはパイプとセーフティで首の後ろの金具を作ります。

あとはロウ付けすると出来上がりです。

別のタイプもオリジナルでつくっています。


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黒い線がプラチナに見える [サイズ直し]

黒い線 プラチナ
Pt900のリングのサイズを大きくすると、ロウ付けした跡が黒っぽく見えています。

プラチナリングにもPt1000があったりPt950だったりPt900だったり時にはPt850のリングであることもあります。

プラチナロウも高温ロウや中温ロウや低温ロウ、それにホワイトロウがあったりして、それぞれ合金成分が違いますから混ざっている金属の種類や量が違い、色も微妙に違います。

それなら作業の前にプラチナリングとプラチナロウの色がピッタリ合うのをしっかりと選んでから使えばいいではないか、というご意見もごもっともではありますが、それがなかなか…。メーカーが違うと混ざり物の種類が違い、色がしっくりとは合わないんですね。

たいていはちょっと見ても分からないようにきれいに仕上げますが、それでも、溝が掘れているわけでもなく巣の連続ポツポツが並んでるわけでもないのに、しっかりと線が分かってしまうことがある時があります。

そんな場合は、ロジウム仕上げ。プラチナ属の硬いロジウムで表面を数ミクロンメッキして全体を同じプラチナ色にします。表面保護にもなります。
ホワイトゴールドの製品にはほとんどのジュエリーにロジウム仕上げがしてあります。

特殊な方法として、ロウを使わず、薄い板地金を間に挟んで指輪本体の地金といっしょに溶かして、ロウ目の無いサイズ直しをする時もあります。
腕の細い指輪の場合や宝石が近くにある場合は高温にできませんので、そういう方法は使えません。

この画像のリングは、あとでロジウム仕上げをします。

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チタンのオーダーリング [ジュエリー]

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手作り中のチタンリング。
いくらかウエーブしたデザインです。

20号。
初めは少し小さめのサイズに作って、仕上げていきながら最終的にピッタリのサイズに合わせます。


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取り戻せない時間… [謎]

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スライスした玉ねぎのような真珠の断面に見入ってしまいます。
それも鋭利な刃物ではなく、なまくら包丁で素人が時間をかけてもうまく切れなかったようなガタガタした同心円模様に。
汗で腐食したような有機質の真ん中の白い光りが魅惑する。

4本のゴールドの爪はK14かK9か…。
卵の殻よりも少し硬い位の真珠の尖った角にいかほどの力を加えて地金を曲げたのか…。
割れずに欠けずに今もって定位置に納まっている姿が偉大に見える。

中心の光る真珠は0.2ミリくらいの大きさで、ではその中にあるはずの核となった砂粒のようなものの大きさは0.1ミリかそれとも0.01ミリか…。
何が入っているのか…?


ガリレオがレンズを磨いた頃は日本の江戸初期あたりで、世界に類が無く進化した日本の彫金技術の黎明期でもあり、彫金師は次第に細密になっていく金属表面の図案を、肉眼だけで確認しながら細工したのであろうか…。


いろいろ思いが巡り、今夜もまた眠れそうにない。





タグ:図案 彫金師
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厚くないので… [ジュエリー]

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ゴールドリングの厚さは1.1ミリです。
裏側は穴が開いていなくて地金で塞がっています。

直径2ミリで半径が1ミリの半球状真珠をゴールドの4本爪で留めてあります。
真珠の縁の部分を割らずに地金で押さえるという高等テクニックを持つ100年も昔の職人の技術の高さに驚きます。

人間はレンズをずっと昔から天体望遠鏡で手作りしていただろうし、カメラは150年以上昔に発明されていたし、ジュエリー職人もその前から何倍にも拡大できる性能のいいルーペを使っていたのだろうか…?

謎…。

タグ:ルーペ 職人
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削れて厚さがない真珠 [ジュエリー]

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横から見てみると真珠に高さがありません。
真珠の直径はちょうど2ミリです。

おそらく半球状にカットしたものを4つの爪でゴールド地金にセッティングしてあります。
つまり、0.8ミリくらいが100年ほどの間に衣服とこすれたりして擦り減ってしまった、ということでしょうか…。

想像するしかありません。


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驚きの真珠 [ジュエリー]

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アンティークジュエリーについている真珠です。

年輪のような層が見えています。
そして中心にはまだ光る小さな丸い真珠が見えています。

大きめの核になるものが入っていません。
つまり、これは養殖真珠ではないと言うことです。
天然真珠ですね。

100年も昔の指輪にはそういう貴重な天然真珠が嵌め込まれていたんですね。
凄い。

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フルオーダーマリッジリング [ジュエリー]

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今日は午前中から暗くなるまで大阪市相生市京都市からのお客様の来店が続き、画像のアップロードが今になりました。

これは少しウエーブしたチタンのマリッジリングです。何日か前から手作りしていたのですが、ここまで進みました。まだ先は長いです。

今日のご注文は、プラチナマリッジリングとチタンマリッジリングとプラチナエンゲージリングです。
センスよく着けごこち良く創作します。

オリジナルリングはいつも内甲丸。昔から吸い付くような着け心地が特長です。



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サファイアがきれいに [ジュエリー]

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きれいに出来上がりました。

30年ほどお仕舞いの間にゴールド地金が赤くなってしまっていましたので、全体をジュエリークリーニングしました。

K18イエローゴールドなら金の他に銀と銅が主に含まれていますので、銀は空気中の自動車の排気ガスなどで硫化して黒っぽくなり、銅は汗などでも酸化して赤っぽく錆びます。

それらのサビは、状態により最適なことをしてあげるのですが、薬品で還元させたり、物理的にこすり落としたりしてメンテナンスします。希硫酸で洗うとかシュウ酸に漬けるとか、磨き粉とブラシで突き洗いするとか布バフでポリッシュするとかします。

これは、ゴールドとサファイアとダイヤモンドだから行えることで、素材がシルバーや有機質の宝石の場合は行ってはならないケースもあります。要注意事項です。


ちょうど間に挟むのにぴったりのゴールド地金がありましたので1時間ほどで完成して、電話後受け取りに来てくださいました。

とても喜んでくださり、またダイヤモンドリフォームやお慶び時のジュエリーのお話しなどもいただき、こちらが嬉しくなりました。日曜日でしたがタイミングよくお店に来ていてよかったです。


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酸処理部分がわかります [サイズ直し]

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間に必要な長さのK18地金をはさんで、金ロウでロウ付けします。
手順は以前にもアップロードしました通りです。

サファイア部分を指で挟み持って、熱さの感覚をじかに自分の指に感じて、熱が回ってこないように注意しながら短時間で作業します。

巣が無く、隙間全体にロウを回して、きれいにロウ付けできることが必要です。

炎を当てて熱したところと、そのあと希硫酸につけて酸洗いしたところが指輪の半分だけ、ということがよくわかる画像が撮れました。

このあと、ヤスリがけをして、キサゲ、バフ、超音波洗浄、乾燥、と進めます。

タグ:酸処理
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ブルーサファイアの指輪 [サイズ直し]

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朝、店に入ってすぐに電話が鳴り、お客様から指輪サイズ直しの依頼がありました。
明日指輪をお使いになられるお客様で、車で30分ほどかけてご持参くださいました。

外国でお買い求めになられたゴールド枠のブルーサファイアリングです。
私が夕方から用事がありますので、それまでに大きくサイズお直しをして納品させていただくことになりました。

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真珠ピアスできました [ジュエリー]

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ゴールドポストの可愛いパールピアスと、
ホワイトゴールドのきれいなパールピアスができあがりました。

今からペンダントトップもつくります。


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パールピアスを [ジュエリー]

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K18とWGで真珠ピアスをつくります。

在庫の袋からパールの色と大きさと照りなどを合わせてそれぞれワンセットを選び、ポストに接着して出来上がりです。

このような場合も自社制作のオリジナル品と言うのでしょうか…?

タグ:ポスト 真珠
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最終ポリッシュ済みました [加工]

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艶消し仕上げもできあがりました。
これだけ拡大してみてこの仕上がりならとても良い出来です。

磨き仕上げと超音波洗浄の振動にもダイヤモンドは外れません。
裏からキュレットを押してもビクともしません。
完成です。

明日発送納品します。


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なにかの力が…? [サイズ直し]

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K18リングをサイズ直しする前に、いつものロウ目確認です。

炎を当て始めると温度が上がる前の割と早い段階でピシッと音がして指輪にヒビが入りました。

使用中に勝手にリングが切れるこの現象は昔なら不思議だったんでしょうが、実はこれは地金が叩かれたり何かに当たったりして広がる方向にバネになっていて、早く切れたい早く切れたいと手ぐすね引いて待っていただけなんですよね。
今回のは火であぶられてロウが溶けかけて、溶けるまでもなくその直前にカパッと口を開いてしまったというだけのことなんです。
この頃は皆さん、弱ってきていた指輪のロウ目が開いただけと分かっていらっしゃいますので縁起担ぎをされることも少なくなりました。

この口の開いた部分を利用して、指輪サイズを大きくしたり小さくしたりします。

ノコ刃を通す手間が省けたみたいですけれど、ここは酸化物が多いですので、やっぱり一度ノコ刃でカットして隙間の0.3ミリほどの地金を取り去ってしまい、普通の手順でサイズ直ししないとロウが流れなくて困ります。


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